【ネタバレあり】姉の結婚のレビューと感想

深い作品なんだろうけれど‥

まだ、あまり良さが分からない。
そんなに主人公のことが好きだったのなら、東京にでも追いかけてきて告白したら良かったのでは？
結婚🟰永遠の幸せではないけれど、想いを伝えるチャレンジもせず別の人と結婚したのも不可解。

ヨリが心配。なんのかんの言い訳しながら自分を肯定しようとしてるけど、好きになっちゃったよね。順番が違えば新聞社の彼氏と上手く行ったのに。人生とはそんなもんか。

アラフォー芯のある女性が…

アラフォーで色々見切りをつけ地元に戻り、でも実家とは距離をとって一人で地味生活を堪能してるところへ…という設定が、同年代の自分には入り込みやすかったです
真木はイケメンじゃなければ、今なら犯罪者にもなりそうなただの変態ですが、中学時代から一途に想い続けてるわけでその想いは尊いなと思えます
ヨリが真木に翻弄され惹かれていくのが、うーんやっぱりイケメンハイスペだからかなぐらいでしたが、次第にこの二人で幸せになってと願うような気持ちになり読んでます

人間臭い人間達、人物がよく描かれている

人間臭い人間が沢山でてくる。一癖も二癖もある登場人物達。私達が出会う人々にあうあわない、好き嫌いがあるように、この物語に登場する人間達に好き嫌いが生じるのはあたりまえかもしれない。いろいろな感情を揺さぶられる作品。ゆえに、この作品は読む人によって好き嫌いは別れると思う。

進まない～

なかなか話が進みません。挫折寸前です。面白くない訳じゃないけど、行ったり来たりでひたすら昔の同級生(既婚者)にストーカーされて追っかけ回される場面が延々と続くんだもん。飽きてきてます…

色々な愛の形と辿り着く幸せ

普通に生きているだけなのに
頑張って仕事して
周りの皆んなもそれなりに優しくて…

それなのになぜ？
こんなにも、幾度も幾度も繋がれるはずの愛の糸が、誰かにいとも簡単に切られてしまう
切られた糸は彼女を苦しみへと落としていく

それでも人は…
どん底の苦しみからも
時間が、穏やかに過ぎ
優しい人が、穏やかな場所へ
導いてくれる

導かれ行き着いた先で、思い　感じ
なおも芯にある『愛する思い』を優しく守り抜く

やっと、やっとお互いの落ち着く場所へ
穏やかなる時へ辿り着く

読者の一人として
生きる事や愛する事に少し疲れた人に読んで欲しい

この物語に願う
どうか番外編でも良いので
この二人の離島での穏やかな幸せな時を
描いて欲しいです。

心から望んだ離島の医師
沢山の人に文学の楽しさと幸せを分けてあげられる主人公

この二人の穏やかなる幸せな物語を
離島の人々や、それぞれのその後の幸せのあり方を
読んでみたいです。

時に一般的でない医師的思考も垣間見る感じ

シンプルなタイトルに興味があって読み始め、割合とすぐに推測できた感想／推察を。

（作為されたアクシデントをきっかけに）職場で会った日に体の関係もつヨリの思考も浅はかで非賛同だけれど、
この精神科医ドクター真木の一般的には考え難い衝動的さも、医者にありがち（特に精神科医専攻者）な
「普通」の世界観の人では考えにくい思考回路や行動からもきていると思える、、、。
恐らく、
真木がヨリと瓜二つの顔の奥さん（かつお嬢さん育ちな様子）と結婚したのも、
中学生時代の初恋相手が忘れられず偶然にもいた顔そっくりだった相手を選んだ、又は、
開業医家庭育ちのドクター達によくありがちな政略的結婚（実家太い家柄の相手を選ぶ）的な背景も相まって
その相手達のなかに偶然にもヨリに極似の相手がいて結婚した、とも考えられるし。
奥さんの不テイが先だったのか？それが原因でヨリに再会する気持ちに動いて行動したのか？も
実際は中盤にならないとわからないけれど、真木の執拗な行動には何となく背景に入り組んだ心理や経験がありそう。。
（と思って終盤のコメントを見てみたら、どうやら過去に心理的につらい経験をしていたみたい）

中盤以降が真に迫り面白くなりそうなので様子をみて課金して読んでみるかもしれないです。。

他の作品を読んで、ファンになりました。

この作者さんの作品は、
登場人物の深層心理、人間関係の表現の描き方が
細やかで、とても好きになりました。
誰もが、主人公や、他のキャラ、誰かに感情移入できるように
なっています。とても身近なお話に感じます。

切ないけどハッピーエンド

作者さんのファンです。課金して最後まで読みました。何回も男の人を信じて裏切られた姉はずっと独身でいようと決心。故郷に戻り図書館で働き始める。そこから彼女に初恋した彼が出て来てと言う話。
色々あって、途中で泣けたりするけれど最後まで読んで大満足でした。

この作家さんの作品が大好きです。
出てくる人たちも魅力的な、でも普通にありそうな設定で、でもこんな人はいないけどすごくスーッと入って来る物語です。