星河万山霊草紙
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あらすじ
その昔、ケヤキの木の精(木霊)であるほおずきは、人間である天馬(てんま)に恋をし、星河(ほしかわ)町で暮らすようになった。しかし、天馬は130年前、船の事故で消息を絶ち行方不明。いまでも天馬を待ち続けるほおずきと、彼女を好きな直系の子孫・一歩(かずほ)のせつない想いが、時を超えて交錯する――。
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ユーザーレビュー
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素敵な世界観
昔から精霊が信じられ…また実際に精霊がいて町を護っている。
こだまという精霊がいて、人と恋をしその血族や子孫もいて…
町の人みんなが、精霊のほおずきを大事に大事にしている。
ほおずきと子孫織り交ぜての生まれ変わりと一途な恋…
ハッピーエンドで嬉しいけど、恋よりも世界観が素敵でした。
町のご長寿のおばあちゃんをみんなで大事にしてる!!みたいな…ゆるやかな空気間が清々しいです。
私は、草花を枯らしがちなので起こしの力素晴らしい!!by 茜丸々- 0
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4.0
いいけど、もう少し。
妖怪系の恋愛が好きなのですが、これはかなりふんわりしていますね。木霊であるほおずきのことが好きな、孫の一歩。幼い頃から見てきたほおずきにとって、可愛い子供にすぎないのは仕方ないですよね。なので、いくら一歩が成長して天馬に似ているからといって、急にほおずきが一歩のことを好きになるのが、解せない。その心の揺れ動く様を、もっと丁寧に描いてほしかったです。大した障害もなく、あっさり結ばれて幸せなのはよいけれど、もう少し読み応えがほしかったです。
木霊が地域のみんなに受け入れられ、愛されている感じはすごくよかったです。by ぷみょん- 0
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4.0
透明感と素朴なあたたかみ
不思議な透明感や儚さ、人々の心の素朴な暖かさに満ちたお話でした。
終わりにもっと幸せなシーンがほしかったなぁ。甘い余韻が足りない…。そこまで切ない展開が続いて主人公たちが長らく傷ついてきたから、それが癒えないままに、あっという間に終わっちゃった感じ。そのため★4です。
あと、もねの性格が悪すぎて、気分が悪くなったのもある。最後のおまけとか、なんじゃありゃ…笑えなかった。by hhanao- 0
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5.0
運命が切なくロマンチック
130年夫の帰りを待ち続ける木霊のほおずきとその子孫である一歩の恋愛ストーリー
木霊の子孫が多い星河町
植物古木に力を与える起こしの力や 町ぐるみで木霊のほおずきを大切にしている世界観がとても優しく心地好く 心が洗われるような読後感のいい作品
お薦めですby ティア-ひん- 1
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5.0
何年愛?
幼児→少年→青年と一途にほおずきを想った一歩にグッときます
もねは嫌いでした
天馬の気が遠くなるような絶望や孤独も
せつなくなります
現代のファンタジーですが、どこか田舎にホントにありそうな素敵な作品でしたby ばとる- 1
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5.0