桜神父の事件ノート 1巻
あらすじ
町外れにその威容を誇る古びた洋館、栄光館(えいこうかん)。幼くして両親を亡くした常世田真菜美(とこよだ・まなみ)とその姉・律子(りつこ)は、厳格な祖父・耕介(こうすけ)のもとで暮らしている。耕介の意向に従い律子の婚約が成ろうとしたその当日、老人は惨殺屍体となって発見された。しかも、現場は精妙完璧な密室を構成していたのである……。いったい、何者が、いかにして、呪われた一族の当主を屠(ほふ)ったのであろうか。殺人者が再びその邪悪な牙をむくに及び、謎めいた青年神父・桜総一郎(さくらそういちろう)が真相解明に乗り
この巻の収録話
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