恋物語 10巻
- 完結
あらすじ
15世紀末から16世紀初頭。イタリアは小国家に分立して抗争に明け暮れていた。そんな時、ヴァチカンの法王の息子・チェーザレは、枢機卿職を辞任した。法王に次ぐ高い地位を捨ててまで彼が望んだのは、死んだ弟・ホアンに与えられた教会軍の司令官の地位だった。法王領を狙うヨーロッパ諸国から直接自分の手で守り、領土を広げるため志願したチューザレ。しかしチェーザレの本当の目的は、一国二国の国盗りではなく、イタリア全土の統一だった。そのために邪魔なものはどんな手を使ってでも排除した。そして利用できるものは何でも利用した。たとえそれが愛する妹でも…。
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