みんなのレビューと感想「花宵道中」（ネタバレ非表示）（56ページ目）

こんな世界もあるのだなと。

単純に花魁という言葉に釣られて読んだのですが、気付いたらのめり込むように読んでいました。
遊女として生きた、女たちの様々な人生。
どうしてこんなに悲しい世界があったのだろうと思いました。
登場人物が多くて、話も前後したりするので最初はちょっと混乱しましたが、最後まで読みきってからまた最初から読むと「ああ！」と思うところがあったり。余計悲しくなったり……。
でも暗いばかりではなく、その中でも強く生き抜こうとした女たちの美しさも感じました。

切なすぎる。。。

時代のせいでもあるのだろうけれど、遊女たちが可哀想すぎて泣けてくる。
その中でも、幸せや喜びを少しでも感じながら生きているのにそれさえも奪われそれでも逞しく生きようとする遊女たち。
何度読み返しても、切なさ以外沸いてこない。

花魁漫画といえば！！！

絵もあの表紙の色彩や
漫画の中の着物の柄や美しい背景
なにより儚くも美しい
遊女達の恋愛模様を匠に表現されていて
ほんとに是非是非読んでいただきたい
漫画です！！！
時代背景から、歴史の勉強にもなります！

映画化もされましたが、花魁たちの切ない話に考えさせられるものがあります。家庭の事情なのでしょうがあまりに自由もなく、将来のほしょうもない。切ないですね。

とても面白い

花魁のお話は色々あるけど、これは絵も綺麗で内容も美化している感じもせず面白い
普通にお客さんとのもつれや好きになった人の話、レズな花魁の話、どれもありえそうな話でとても楽しめる

儚くて綺麗な物語だと思いました。
絵もとてもキレイ。

読み進めていくうちに色々と繋がっていくのも読んでて面白かったです。

いい！

その当時の情景がリアルに思い浮かんでくる作品です。口には出さないけれど、花魁の過去の辛い事や、一人一人の人生模様が描かれていて、とても感慨深いものになっています。

人物把握が難しい

吉原、遊女を描いたものは好きでよく見ますが、この作品はタッチがどの娘も似ていて、人物を混同してしまうことが。内容としてはおもしろいと思うのですが、個人的には読み進めづらいものでした。時代の前後関係も把握しづらく、勘違いしたまま読んだり。最後までは見なくてもいいかな。

遊女の恋愛

遊女の恋愛事情が切なすぎて泣ける。廓で生きるしかない女は恋愛をしてはいけないのか。幸せになってはいけないのか。毎日毎日誰かに抱かれるだけの日々や女として扱われない日々を送る遊女の花魁道中はどういうものなのか。切ない恋愛が面白い。

花魁が、好きなので面白い！

花魁に興味があってこの本は、花魁や花魁になるまでの呼び方など、勉強になる