奈緒子 12巻
あらすじ
▼第1話/5年前の約束▼第2話/兄ちゃん…▼第3話/あいつ▼第4話/吹き抜けた風▼第5話/ゴールテープ▼第6話/始動▼第7話/島に北理由(わけ)▼第8話/クズの走り▼第9話/運命▼第10話/薪割り ●登場人物/壱岐雄介(中学駅伝で無名の波切島中学を日本一に導いた天才的スプリンター)、壱岐大介(弟の雄介の活躍を温かく見守る兄)、篠宮奈緒子(雄介と大介の父・健介が事故死する原因を作った少女) ●あらすじ/“海の中道10キロ・マラソン“の終盤。社会人ランナーの本田は、自分に必死についてくる壱岐雄介の中学生離れした素晴らしい走りに驚きを隠せなかった。(第1話) ▼本田とデッドヒートを繰り広げている雄介を中継の車の上から心配そうに見つめる兄の大介。その姿を見ながら、雄介は父がいた幼き日々の兄との思い出を思い起こしていた。(第2話) ●本巻の特徴/中学生ながら実業界のトップランナー・本田と互角の走りをした壱岐雄介は、中学を卒業し地元の波切島高校に進学する。その陸上部に入部した雄介は、部活動の他に“権じい“と呼ばれる大山権太の家に通って、その指導を受けるようになる。 ●その他の登場キャラクター/本田大作(九州での“海の中道10キロ・マラソン“で壱岐雄介とデッドヒートを演じる社会人ランナー)、宮崎親(ちかし。)、大山権太(“権じい“。日本に最初に近代スポーツ学を持ち込んだ元・東大助教授)、吉崎・上原・須藤(波切島高校での雄介の同級生)、西浦監督(波切島高校陸上部顧問)、品川医師(西浦の知り合いの医師) ●その他のデータ/九州一周駅伝(九州の7県を述べ49人のランナーが、7日間を使って走り通す駅伝)
この巻の収録話
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