月下の棋士 30巻
あらすじ
▼第319話/カラ▼第320話/2二同玉▼第321話/直情▼第322話/入玉▼第323話/独立▼第324話/相入玉(あいにゅうぎょく)▼第325話/持将棋▼第326話/判定▼第327話/帰還▼第328話/執念▼第329話/邪念 ●主な登場人物/氷室将介(プロ棋士・8段。伝説の棋士・御神三吉の孫)、滝川幸次(プロ棋士・実力名人戦第5代名人。将介のライバル)、佐伯宗光(プロ棋士・8段。かつて将介に敗れた天才少年棋士)、立原(毎毎新聞で将棋を担当する女性記者。将介に好意を持っているが…) ●あらすじ/プレーオフに持ち越された、名人挑戦権をかけての第57期A級順位戦。将介は、佐伯との対戦中、69手目を指し終えたところで特別対局室を出た。ただ一人、部屋に残された佐伯は、盤上に将介の真意を探す。一方、部屋の外で女性記者・立原に会った将介は、「佐伯が2二同玉を指せば、125手目でオレが勝つ。あいつがカラから出れば、200手以上の大勝負になる」と予言する…(第319話)。 ●本巻の特徴/追い詰められた佐伯は、遂に「王」を自陣から出した。特別立会人の刈田は、「とうとうカラから飛び出した。決死の覚悟どころじゃない。捨て身じゃ!!」と叫ぶ。デジタル世代が、カミカゼ戦法で狙う捨て身の巻き返し。盤上は、もはや誰の制御も利かない!! ●その他の登場人物/刈田升三(プロ棋士・9段。将棋界の重鎮であり、将介の母親である銀子とは、かつて恋仲だった)
この巻の収録話
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