ヌエの絵師

  • 完結

あらすじ

生者を描けば魂を奪い、死者を描けば蘇らせるという噂の肖像画家。彼は「ぬえの絵師」と人々に呼ばれている。彼のもとにやって来る依頼者は、何を想って絵を描いてもらうのか。レトロな時代感と端正な画風が、深い人間ドラマを展開させるシリーズ。

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

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    画力あってこその作品

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    絵を描かれると魂を吸い取られるーそんな不穏な噂がある「鵺の絵師」こと菅沼栄一郎。人を描くことを避け、ひたすら鵺の絵を描くばかりの画家・菅沼に普通とはちがう色々な肖像画の依頼がきます。写真も残っていない故人、生まれてこなかった子供…依頼主の証言や血縁者の写真からモンタージュのように絵を描き上げます。その絵に毎回感動するんです!この絵が「普通」だったら目も当てられないけど、猪川先生の画力とセンスが凄い!
    出てくる人々の人生、感情の流れもそれぞれドラマがあり引き込まれますが、最終的には菅沼栄一郎≒猪川先生の絵に心を打たれます。そして、辛い思い出や後悔に苦しむ人が救われるのを見て、こちらも少し救われたような気がするのです。

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