春画屋惣介 6巻
- 完結
あらすじ
遠く離れたハルビンの地に暮らすロシア人公爵のバリシニコフ。ある日、日本から送られてきた惣介の春画を手に入れ、一目ぼれしてしまう。その縁から葉山一家はハルビンに招かれることに。だが、それはバリシニコフの仕組んだ罠だった。彼の目的は絵ではなく、そこに描かれた「小夜」そのものだったのだ。バリシニコフの妾になることを条件に、銃口を突き付けられた惣介を救おうとする小夜。果たして家族の運命は!? 物語はついにクライマックスへ――。昭和初期を舞台に、孤高の春画絵師と純真無垢な女郎の激動の人生を描く、長編時代ロマンスここに完結。
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