[小説]ミドルノートにさよなら

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あらすじ
その純愛さえも、歪む。 これは、誰がための試練なのですか。 勝ち気で誰よりも『女の子であること』に真摯な少女、九重彩音。 気弱だけど少し意固地な少女、桜庭真白。 ふたりは、ミッション系中高一貫校、清葉女学院の片隅で密かに想いを育んでいた。 彩音は真白の声を、真白は彩音の香りを、一番に愛していた。 ふたりの世界にはふたりしかいなかった、他の誰もいらなかった。 真白は天性の歌声を持ち、彩音は真白の為にアコースティックギターで音を紡ぐ。 揃いの香水を纏って、ストリートライブをおこなうふたり。 その日も、いつも通りに終えて、いつも通りに学院に帰るはずだったのに。 真白が倒れた。 告げられる無慈悲は、一体誰が望んだのか。 「“特発性性転換現象”」 「桜庭真白さんは遠からず、生物学的な男性になるんです」 世界は変わる。 変わりたくないと願う想いすら、逃れ得ぬ渦に巻き込んで。 その純愛さえも、歪む。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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その純愛さえも、歪む。 これは、誰がための試練なのですか。 勝ち気で誰よりも『女の子であること』に真摯な少女、九重彩音。 気弱だけど少し意固地な少女、桜庭真白。 ふたりは、ミッション系中高一貫校、清葉女学院の片隅で密かに想いを育んでいた。 彩音は真白の声を、真白は彩音の香りを、一番に愛していた。 ふたりの世界にはふたりしかいなかった、他の誰もいらなかった。 真白は天性の歌声を持ち、彩音は真白の為にアコースティックギターで音を紡ぐ。 揃いの香水を纏って、ストリートライブをおこなうふたり。 その日も、いつも通りに終えて、いつも通りに学院に帰るはずだったのに。 真白が倒れた。 告げられる無慈悲は、一体誰が望んだのか。 「“特発性性転換現象”」 「桜庭真白さんは遠からず、生物学的な男性になるんです」 世界は変わる。 変わりたくないと願う想いすら、逃れ得ぬ渦に巻き込んで。 その純愛さえも、歪む。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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