[小説]白蛇の華燭

あらすじ

お前を殺すために妻にする――前世×恋愛譚! 幼い頃、両親に捨てられて記憶をなくした少女。村人から冷たくされ、働かせてもらっている寺脇家では酷い扱いを受けながらも、少女は一人、懸命に生きてきた。 ある日、少女は村はずれの朽ちかけた社で見知らぬ青年と出会う。青年と視線が絡んだ瞬間、全身に電流が走ったかのような衝撃を受けた少女は、驚きのあまり逃げ出してしまう。 その直後、村に戻った少女は寺脇家の娘から恐ろしい事実を告げられる。少女は、六十年に一度の蛇神様への生け贄として村で生かされていたというのだ。絶望の中、少女は生贄の儀式に参加させられ、崖から突き落とされる。 少女が目をさますと、そこは立派な屋敷の一室。屋敷の主人である巳月白夜は、社にいた青年だった。白夜は名前がなかった少女に朝日という名を与え、君のことは俺が幸せにする、と告げて自分の婚約者にする。 しかし、白夜の言葉には裏があった。白夜は呪いによって白い大蛇の魂と古い記憶を持っており、朝日とは前世の因縁があったのだ。 「ずっとずっと、お前を殺したくて仕方がなかった」 白蛇の記憶に苦しむ白夜は、朝日を自分の手で殺そうと企てていたのだった――。

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  1. 白蛇の華燭 ごめんなさい、好きになってしまいました。
    白蛇の華燭 ごめんなさい、好きになってしまいました。
    桜川ヒロ / セカイメグル
    必要ポイント:670pt

    お前を殺すために妻にする――前世×恋愛譚! 幼い頃、両親に捨てられて記憶をなくした少女。村人から冷たくされ、働かせてもらっている寺脇家では酷い扱いを受けながらも、少女は一人、懸命に生きてきた。 ある日、少女は村はずれの朽ちかけた社で見知らぬ青年と出会う。青年と視線が絡んだ瞬間、全身に電流が走ったかのような衝撃を受けた少女は、驚きのあまり逃げ出してしまう。 その直後、村に戻った少女は寺脇家の娘から恐ろしい事実を告げられる。少女は、六十年に一度の蛇神様への生け贄として村で生かされていたというのだ。絶望の中、少女は生贄の儀式に参加させられ、崖から突き落とされる。 少女が目をさますと、そこは立派な屋敷の一室。屋敷の主人である巳月白夜は、社にいた青年だった。白夜は名前がなかった少女に朝日という名を与え、君のことは俺が幸せにする、と告げて自分の婚約者にする。 しかし、白夜の言葉には裏があった。白夜は呪いによって白い大蛇の魂と古い記憶を持っており、朝日とは前世の因縁があったのだ。 「ずっとずっと、お前を殺したくて仕方がなかった」 白蛇の記憶に苦しむ白夜は、朝日を自分の手で殺そうと企てていたのだった――。

  2. 白蛇の華燭 嫁取り合戦と復讐の夜
    白蛇の華燭 嫁取り合戦と復讐の夜
    桜川ヒロ / セカイメグル
    必要ポイント:640pt

    十二宗家の花婿候補たちと同居生活!? 村人によって蛇神への生け贄にされた名無しの少女は、巳月家の当主・白夜に助けられ、朝日と名付けられた。朝日を幸せにすると語る白夜は朝日を婚約者として自分の屋敷に住まわせるが、その言葉の裏には白夜が抱える呪いと復讐の念が隠されていた。 前世からの因縁によって、愛と憎しみというふたつの相反する思いに苦しむ白夜と、その正体を知りながらも白夜に寄り添おうとする朝日。二人は大きな危機を乗り越えこえて絆を深めていく。 朝日が巳月の屋敷で暮らしはじめてから三ヶ月。朝日の身の内に、不思議な力をもたらす至宝・如意宝珠が眠っているとわかったことで、朝日は巳月家以外の十二宗家からも重要人物と見なされるように。そして、巳月家が朝日を手に入れることを阻止したい他家の声を聞いた陛下は、朝日が嫁ぐ家を十二宗家の中から選ぶための『嫁取り合戦』の開催を決定する。子鞠家、丑見家、戌飼家からやってきた花婿候補や白夜たちとともに、約一ヶ月間、同じ屋敷で寝食をともにすることになった朝日だが、やがて事態は思いもかけない展開を迎えて……!? 前世×復讐の和風恋愛ファンタジー、第二弾登場!

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