女神の標的 6巻
あらすじ
公演に爆破予告…そして新たな黒幕が登場!春子と一座が共演する公演開幕直前、何者かから劇場の爆破予告が届き、春子達は休演を余儀なくされてしまった。さらに脅迫者は、金塊の手がかりとなる春子の記憶を記者会見で全て話すことを要求。春子は、金塊を巡る不毛な争いを終わらせたい気持ちから、疎開先だった山中湖周辺の思い出を全て話し、公演は行うことが可能となった。だがそのタイミングで今度は山岡が不可解な理由で逮捕されてしまう。劇場の爆破をちらつかせる脅迫、そして警察をも動かすそのやり口に、春子達はこれまで金塊を狙い続けていた財前だけではない、別の強大な権力を持つ者の存在を感じ始めていた。一体この権力者は何者なのか…金塊を巡る者達と春子の戦いが、新たな局面に突入する、戦後を舞台に贈るサスペンス第6集!
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