望まれて生まれてきたあなたへ
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あらすじ
産まれたばかりの赤ちゃんを母親が埋める新生児遺体遺棄事件。そんな悲しい事件の犯人は、幼い頃に親しかった友人だった。タイムラインに流れる事件の見出しと、感情的なコメント。あの頃、たしかに幸福な日々を送った「わたし」と「あなた」は、いったい何が似ていて、何が違っていたのか? 切なく儚い人生の断片を描く、渾身のセミフィクション。『わたしは家族がわからない』『わたしが誰だかわかりましたか?』に続く、やまもとりえ最新作。【あらすじ】家族から継いだ個人病院に勤務する小児科医のまどかはある日、母親が産まれたばかりの赤ちゃんを埋める新生児遺体遺棄事件が近所で起きたことをニュースで知る。テレビ画面に映る、無表情で疲れ果てた様子の容疑者の女性――それは、まどかが幼い頃に親しくしていた友人ののぞみだった。公園を走り回ったこと、夏にスイカを食べたこと、可愛い女の子の絵を描いたこと、東京で一緒に暮らす約束をしたこと……。まどかは、かつて幸福な毎日を過ごし、やがて少しずつすれ違い、別の道を歩んでいった2人の記憶を蘇らせるのだった。【解説】村井理子(翻訳家・エッセイスト)【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
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ユーザーレビュー
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5.0
NEW2人の人生
小学生のときに仲が良かった、まどかと望ちゃん。
まどかは裕福な家だけど、自由がない。
望ちゃんは自由があるけど、裕福ではない。
そんな2人が、中学をさいに別々の人生を歩み始める。
2人が変わらずに友情が続いていたら。
まどかがきちんと、望ちゃんの話を聞いていたら、冒頭の悲惨な事件は起きなかったのだろうか?
答えは、きっとこれから読んでいけば分かるのでしょうね。by ピコlove-
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4.0
NEW怖くなります。
救われないストーリーで、ぞっとしました。
しかし、実際にこういう人は存在するのだと思いました。助けてあげたくても、本人が助けを求めない…。by しゃんぷ-
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5.0
NEW良い作品
悲しい事件の背景には悲しい歴史がありますね。
考えさせられます。
今後の、のぞみちゃん人生が幸せなものでありますように。by さかなっとう-
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4.0
出足から不安感満載で引き込まれる。どこかでくじけても経験値として成長できる人と、そうでない人。どちらにもなり得る危うさはだれにでもある。
by ちゃいのり-
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1.0
可哀想
まだ、序盤だからさ。
分からんが。
親は何でこげんことをしたんや?
酷いよな!┐('~`;)┌
浮かばれない!by 伊勢原ドーナツ-
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