[小説]サン・ピエールの宝石迷宮
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あらすじ
ルネ・イシモリ・デサンジュがスイスのサン・ピエール学院に入学して早二ヵ月。まわりの生徒が環境に慣れてくるのに対していつまでも馴染めずにいる。オリエンテーションの一環である宝探しゲームの時、彼は一人の老婆と出会いターコイズを託される。
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スイスには世界中からお金持ちの子女が集まる全寮制寄宿学校がいくつかある。中でもサン・ピエール学院は伝統校のひとつに数えられ、珍しく制服ありの男子校という形態を採っている。生徒はそれぞれダイヤモンド寮、ルビー寮、エメラルド寮、サファイア寮、アメジスト寮と、宝石の名を冠した五つの寮に分かれて日々の生活を送っていた。 生徒のルネは不思議な縁から、蓋にターコイズがはまった宝石箱を手に入れた。中には、赤縞瑪瑙の指輪がひとつ。しかしルネはその指輪を紛失してしまう。しばらくのち、指輪は別の生徒によって発見されるが、生徒たちの間では、それは「サモス王の呪いの指輪」だと噂される。サモス王の指輪は学院の七不思議のひとつで、以前、指輪にまつわる伝説を聞き知った生徒が、悪戯で指輪を友人の食事の中に入れた。すると友人は落雷事故で亡くなっといういわくつきのものだ。以来、指輪は行方不明になっていたのだが……。 少年たちは宝石にまつわる謎を解くことができるのか? シリーズ第2弾!! 電子書籍には特典としてカバーイラストを収録!
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「人を惑わす太陽の雫よ、知られてはならない秘密とともに惑わしの道の下に眠れ」……。 名門サン・ピエール学院の生徒である「彼」の手には、祖父から譲られた大切な琥珀があった。 それは、彼の祖先がバルト海沿岸で拾った珍しいもので、黄色い石の中に水が入っているものだった。ある人物との出会いをきっかけに、曾祖母の形見の品でもあるその琥珀を「彼」は土中に埋めてしまうのだが……。 宝石と泉の女神に愛された少年・ルネが、生徒たちの間で起きる「宝石にまつわる謎」を解く! サン・ピエールの不思議事件簿、ついにクライマックス! ※電子書籍には特典としてカバーイラストを収録。
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