[小説]二人のあやかし事件簿

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あらすじ
あいつの手には渡さない。たとえもう二度と会えなくなったとしても――。二人のかおるが、孤独に巣食うあやかしに立ち向かう! 母と二人だけで暮らす香。大勢の家族や親戚に囲まれて育ってきた薫。環境はまるで違えど、二人は幼いころからずっとともに過ごしてきた。気遣い屋でおとなしい香と、快活で行動的な薫、二人の間には確かな絆があった。しかし香が体験したはじめての身近な「死」をきっかけに、二人の仲を脅かす存在が忍び寄る。突然、香の前に現れた異界の王・ライと名乗る美しい男は「心地いい世界に僕と行こう」と甘くささやき、香の心の隙に付け入ってくる――。薫は香を救うため、「異能の力」を覚醒させる。香をあいつの手に渡すわけにはいかない。たとえもう二度と会えなくなったとしても――。二人のかおるが、孤独に巣食うあやかしに立ち向かう!
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あいつの手には渡さない。たとえもう二度と会えなくなったとしても――。二人のかおるが、孤独に巣食うあやかしに立ち向かう! 母と二人だけで暮らす香。大勢の家族や親戚に囲まれて育ってきた薫。環境はまるで違えど、二人は幼いころからずっとともに過ごしてきた。気遣い屋でおとなしい香と、快活で行動的な薫、二人の間には確かな絆があった。しかし香が体験したはじめての身近な「死」をきっかけに、二人の仲を脅かす存在が忍び寄る。突然、香の前に現れた異界の王・ライと名乗る美しい男は「心地いい世界に僕と行こう」と甘くささやき、香の心の隙に付け入ってくる――。薫は香を救うため、「異能の力」を覚醒させる。香をあいつの手に渡すわけにはいかない。たとえもう二度と会えなくなったとしても――。二人のかおるが、孤独に巣食うあやかしに立ち向かう!
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「俺たち、運命共同体なんだよ」そんなはずはないのに、胸が疼くのは――。月と太陽の二人が、欲に棲みつくあやかしに対峙する! 異能力者の家系である有間家は、代を追うごとに力が弱くなっている。なかでも長男の弦の異能力は、魔物を完全に視覚認識することができないほど低い。同類からは斜陽一家と嘲笑されることもあるが、弦は何事もなく暮らせることを願っている。特に妹の薫には――。そんな弦の前に、突出した力を誇る「異能四家」の一角・御堂家の跡取り、煌人が現れた。不審に思う弦に、「俺たち、一心同体で運命共同体なんだよ」と言い放つ煌人。弦は煌人を冷たくあしらい、関わらないでくれと袖にするが、煌人はまったく意に介さない。あらゆる手段を講じて弦に近づき、挙げ句に魔物の払拭の仕事につきあわされることになってしまう。いざ天才異能術師と呼ばれる煌人の、炎滾る太陽のような強力な力を目にした弦は、「半月」を意味する名の自分との差を感じ、言葉を失う。だが同時に、なぜか胸の深いところが疼くような気がして――。月と太陽の二人が、欲に棲みつくあやかしに対峙する!
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抑えきれない衝動に突き動かされ、弦は自ら魔物へと立ち向かう――。月と太陽の二人が、闇に巣食うあやかしに挑む!弦月が目覚める第二弾。 異能力者の家系ながらも力が衰えつつある有間家。長男・弦は魔物を完全に視認できず、「斜陽の一族」と揶揄されていた。そんな彼の前に、異能四家の御堂家跡取り・煌人が現れ、否応なくあやかしとの戦いへと巻き込まれる。 年が明けても、煌人は静かに生きたい弦に「一緒に会社を興そう」と執拗に誘い、新たな事件を持ち込んでくる。友人の新見からも、御堂家を警戒するよう助言される弦だが、なぜか断り切れず、またしても事件に関わってしまう。 今度の依頼は、「呪われた家の浄化」。煌人と向かった御殿場の寂れた邸宅は、かつての持ち主一家が不可解な死や失踪を遂げ、最近では肝試しに訪れた若者が次々と災難に見舞われ、中には昏睡状態に陥る者もいるという。調査を進める中、煌人は現場に現れた魔物を仕留めていく。その圧倒的な力に悔しさを覚えながらも、目を奪われる弦。やがて弦は、戦いの中で抑えきれない衝動が湧き上がり、気づけば自ら魔物へと立ち向かっていた――。 ずっと関わりたくなかった異能の世界。だが煌人とともに戦ううちに、この世界を見極めたいと願うようになった弦は、驚きの決断を下すことに――!? 月と太陽の二人が、闇に巣食うあやかしに挑む! 弦月が目覚める、待望の第二弾。
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