【ネタバレあり】仇討ち娼婦 ～家族惨殺から始まる血の報復～のレビューと感想

ひたむきに純粋な心で過ごしてきたののちゃんが、不幸に飲み込まれ復讐心に囚われてしまうのは読んでて切なかったです。けどののちゃんの決めた道、一筋縄ではいかない茨道だけど、読み見守っていきたいですね。

見たくないのは最初だけ…。

明治〜大正にかけての悲哀史かと思いきや、目をつむるのは最初の何話かで後は一人の女性の復讐ミステリーです。
完結が待ち遠しいですね。久々に課金しながら全話読ませていただきました。

壮絶な人生模様。でも、昭和初期の日本で本当にあったんだろうな！って思わせる内容だと思う。無料分で読みましたが最後、気になります。

面白すぎる！タイトルで損してる😭

復讐物、結構好きでよく読む方ですが、こちらの作品はただ復讐を果たしていくようなドロドロした物語ではありません。
タイトルと表紙、そして序盤の女性から見ると耐えがたい辛い描写が続き、脱落してしまう方が多いようですが、どうかそこを乗り越えて読み進めていって欲しい！（タイトルとこの表紙はもっと別の物にした方が良かったのに！😭）
ヒロイン乃々が浅草に逃亡してからは、魅力的なキャラが増えどんどん面白くなっていきます。序盤、乃々の周囲は悪人しかいませんでしたが、まるでその帳尻を合わせるように、力になってくれる気持ちの暖かい人達に恵まれます。
乃々が努力家で賢く素直な気性なのも好感が持てます。
そして復讐だけではなく、乃々の家族の死の真相を突き止めていくサスペンス要素、乃々の出自、恋愛要素など盛りだくさんで、面白すぎて課金が止まりません。
続きの入荷が楽しみな作品は、最近ではこれだけです。
ストーリーの組み立てがしっかりとしていて、無理な流れや無闇に引き延ばすこともなく、リズムよくどんどん読み進められます。絵もとても綺麗。
超おすすめです！

今一番楽しみな漫画！

最初はちょっと「うっ…」と思ってしまう描写などありましたが、読み進めるうちにどんどんストーリーにのめり込み、今や1番好きな漫画になっています。主人公の乃々ちゃんが波乱万丈人生で、理不尽な運命すぎて辛くなるけど、根がすっごくいい子だからか展開にハラハラしつつ応援したくなる。絵が綺麗で、ストーリーが秀逸。1話1話がすっごく面白いです。まだまだ続くようだけど、乃々ちゃん最後はきっと幸せになってほしいです。

先が気になって気になって仕方ない

目を背けたくなるような哀しくて悔しくてやり切れない話。ここから、這い上がれるの！？女は弱くない！立ち上がり頑張るヒロインに言いたい！がんばれ！と

うーん？

とにかくも凄まじく悲惨で不幸な幼少期を過ごした乃々。
12階下の暮らしから好きな人も出来、女の子として愛される事も知るが幸せを掴む間もなく、やがて身を売って生きてきた生い立ち故に、訪れた愛する人との別れ。その後母の死の真相を確かめる為生まれ故郷に戻り、たどり着いた母の死の真相。
老神家の階段から落ち、首の骨を折る事故死のあと、
乃々の母の死を隠蔽する為、生きていた乃々の妹達は惨殺され母子心中を偽装される。
真相を知り老神家への復讐心が生まれる乃々。
母の形見の櫛の家紋から醤油会社の創立者の孫娘で
ある事がわかり、醤油会社である月雪家に引き取られ大家のお嬢様となるが、生い立ちが不幸過ぎて、
それだけでは幸せを掴んだとは思えない。
月雪家に引き取られる時に、お供として12階下の同僚娼妓の桃丸がついてきて、その桃丸も乃々の幸せが見えてこないと言ったが、私も同じ気持ちである。

乃々をつきまとう老神家の黒い影。老神家が存在する限り、乃々に幸せは訪れない。生まれついた清らかな魂の資質で、乃々が人を傷つけて仇討ち出来るとは思えない。老神家への復讐が出来るとすれば、乃々が
幸せになる事だと思うが、お嬢様となって良家に嫁ぐ事が幸せとは思えない。母と妹達が不幸な死を遂げた時から乃々には幸せはない。自分だけ環境が良くなっても、それを幸せと感じる乃々ではない。
せめて老神家の罪が裁かれる事を祈るばかりだ。
どんな境遇でも我が身を呪わない清すぎる乃々の心が痛々しい。

あっぱれ！

強く生きている、主人公にエールを！
今の時代では考えにくい、物語の時代にはよくあったことなのかな。と思いながら、聡明で純粋に強く生きている主人公に惹かれます。

田舎で幸せに暮らしていた娘。ある日父がナクなり、母と妹達と自分の新しい生活をどうして行こうと気を落としていると父の借金を返せと男達が訪れて…

結末が予測出来ない

タイトルから仇討ちを次々としていくのかなと思いながら読んでいたけど結末が予測出来ません 本当の意味での幸せを祈っています