[小説]燦然のソウルスピナ
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あらすじ
青年アシュレは、「聖遺物」の管理に励む若き聖騎士。ある夜、保管庫が襲撃され、ふたつの聖遺物が強奪されてしまう。それは美しき夜魔の姫シオンの犯行だった。アシュレはシオンを追跡するも、辿り着いた廃王国は人外魔境と化していた。そこで、幼なじみでもあるユーニスと離れ離れになってしまう。窮地に追い込まれたアシュレが死を覚悟した瞬間、この事件の発端であるシオンと、土蜘蛛の男イズマに救い出される。一時的に共闘関係を結んだ三人は、ユーニスを救い出すべく行動を開始するのだが──。いま、若き英雄の旅立ちが始まる。
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法王庁の陰謀と運命とヒトとをねじ曲げる《ちから》の存在について知ったアシュレは、ともに戦った仲間とイリスを守るため、カテル島へと身を寄せていた。数奇な運命に翻弄された旅路の傷と疲れを、シオンとイリスのふたりとともに隠れ家で癒す日々。奇跡的な生還から、アシュレは本当の英雄への階段を昇り始めようとしていた。そんな中、イリスが体調を大きく崩した。その原因がイリスが懐胎した「《ねがいの仔》」にあることを、シオンは見抜いていた。イリスが宿した存在は、あの日、廃王国の底で降臨した「ヒトならざるなにか」なのだと。予断を許さぬ状況に、アシュレは決断をしなければならなかった。いまイリスの胎内に宿るものを、この世界に出現させてしまってよいものかどうか――。
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夜魔の騎士と死闘を繰り広げ、命がけでヴァイデルナッハを退けたアシュレは、来る再戦の時に向けて英気を養っていた。今こそ一致団結して人類の敵に立ち向かう時であったが、シオンとアシュレはノーマンから不穏な連絡を受けることになる。暗号を用いてもたらされた情報は、内通者が潜んでいるというもの。油断ならない状況に打つ手を考えていたアシュレは、かつての婚約者、エクストラム法王庁の聖騎士:ジゼルテレジアへ協力を要請することを決める。しかしアシュレは今や法王庁から追われる身。アシュレを案じたシオンは、仇敵であるジゼルテレジアの元へと独断で向かうのだが――。
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