[小説]鑑定使いの冒険者
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あらすじ
その人物が持つ才能をスキルとして表示される世界。十五歳の時に自身のスキルを調べた結果、【鑑定】のスキルしか持たないことがわかったハクトール。しかし、彼が持っていた鑑定はただの鑑定ではなく、他の人より詳しく調べられる詳細鑑定であった。そのことに気づいたとき、一度は諦めた冒険者になる決意をする。そして、初めてダンジョンへ入ろうとしたときに、パーティーを組むことを拒否されていた少女シャルと出会う。しかし詳細鑑定を持つハクトールはシャルが持つ魔法の才能を見抜き、共にダンジョンへと潜ることになった。
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冒険者ランク2となったハクトール達。しかし、ミーナの顔はどこか晴れなかった。そんな彼女の様子を少し気にしながらもハクトール達は更にダンジョンの奥深くへと潜っていく。目に見えない場所から襲いかかってくる魔物――。そんな魔物を退治し終えた後、ダンジョンを出てくるとミーナの婚約者候補を名乗る男、ミハエル・イグドラングが現れた。そして、ミーナが悩んでいた事情が彼女の婚約者を決めるトーナメントであることがわかる。より有能な人物を取り込むために参加資格はランク3以上の冒険者と定められたトーナメント。「ダンジョンに入れなくなるかも」ミーナのつぶやきを聞いたハクトールが言うのだった。「よし、それなら僕もその婚約者候補になれるよう頑張るよ。」
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ミーナが戻ってきたことで、ハクトールのパーティは元通りになった。溶岩が流れる灼熱のフロアや、強力なボスがいる部屋に苦戦しつつもハクトールの鑑定による機転と、シャルたちの強力な攻撃によりなんとかダンジョン攻略を進めていた。レベルも上がり、ハクトールが新しい依頼を探して掲示板を眺めているとちょうどギルドが緊急依頼を出すところに居合わせる。リンクランドの町にスライムが大量発生して、連絡が取れなくなっているので、原因の調査と、スライム討伐をしてほしいとのことだった。報酬が高額ということもあり、依頼に参加することにしたハクトールたちは、さっそくリンクランドの町へ出発するのだが――。
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