東京ネオンスキャンダル 4巻

あらすじ

その雑誌には人々の“秘密”が載っている。新入社員の葉山が配属されたのは週刊スキャンダル編集部。芸能人の不倫から犯罪の裏側までを過激に掲載し、一部からは「マスゴミ」とも蔑まれている写真週刊誌だ。配属早々、女性カメラマンとコンビを組まされることになった葉山は、訳もわからないままに六本木へと向かう。そこで待っていたのはスクープの反響をおかずに自慰を行うとんでもない秘密ジャンキーであった……。政治の裏に”賄賂”あり──。将来ある若手都議の謎の自死。背景には、編集長が10年かけて追う東京ネオンタワー建設に関する闇が? 密命を受けた週刊誌記者・葉山は秘密ジャンキーなカメラマン・黒羽根と絶対に失敗できない任務に挑む。婚約者を亡くしたアイドルの鬱、都知事と新聞社の料亭会合、国会議員とラウンジ嬢のはかりごと…。コネなし、金なし、あるのは知恵のみ! 東京の裏で蠢く巨大な謀略にいかに立ち向かう!?