線上の犬 3巻
あらすじ
この世界には人間とは別に、「特類種」と呼ばれる存在がいる。姿形こそ人間とは変わらないが、人知を超えた特異な能力を持つ者たちだ。その特類種のみで形成された「areas」と呼ばれる自治組織と、彼らを管理する法務省特類種管理局が、治安維持のための協定を結び、1人の特類種が管理局へ出向することとなった。「人間になりたい」、そう望む変わりものの鬼科吸血属、通称“吸血鬼”のネイトは、管理局エース・松葉とバディを組み、特類種の起こす問題を日々解決することに。しかし、禁じられた能力を使用したことで、拘束されたネイトに、再び“孤独”の闇が心を覆う。ひとり死を選ぼうと失踪するが、今まさに朝陽が昇ろうとした時、“仲間”だという見知らぬ男に呼び止められる。そしてその男に招かれた先に、死んだはずの“ママ”がいて…。「人間になりたい」と望んだ吸血属の男が、最後に選んだ道とは…? 人間×吸血鬼バディストーリー、ついに完結。【収録内容】・第12話~第15話・あとがき&イラスト・カラーイラスト集
この巻の収録話
独自の仕組みで巻にまとめているため、該当する話が単行本と一致しない場合があります。 単行本化されていなくても、巻として表示している場合があります。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。