みんなのレビューと感想「ちよにやちよに」（ネタバレ非表示）（52ページ目）

絵空事でない成長物語

多くの青春漫画が恋愛にしか興味のない二人だけの狭い世界しか描いていないことにしばしばうんざりする。それに比べて、本作品は親の離婚に翻弄される中学生男女が周囲との関わりの中でゆっくり成長していく等身大の姿を丁寧に淡々と描く。作画は内容に合っていて十代の子どもたちの初々しい情動を捉えている。難点は、カラーの縦読みはスペースが大きく中身が薄く見え読むのに疲れる。

レビューが良いので読んでみました。まだ、10話と少しだから良いも悪いもお話しとしてはよくわからないけれど、キャラの描き分けができてないので男の子が全部同じ人に見えてしまってます。

親の離婚、、、
状況によるしケースバイケースだろうけど
青天の霹靂みたいにショックを受けるのと
薄々？気付いてたけど、やっぱり、、、と
ショックを受けるのもリアクションは違えど
傷付くよね

不思議なあやうさ

絵柄のおかげか深刻なシーンが多いのに自分を引っ張りこまれずに読むことが出来ます。不思議な空間を作っていてはまっています。

中学生モノって

中学生モノ（高校生モノもか？）って、くすぐったくなる感じで、避けがちなんですが…。こちらは読み進み続けています。一生懸命さにヤラれてる。

絵はあんま好みじゃないんだけど、たまに良いなって思う時がある。
話とかは個人的にはそこまで好きではないけどたまにくすってわらえる部分があるからまあ良い感じー

君が代の歌詞の意味

ちよにやちよに→千年も幾千年もの間

国家の意味を初めて知りました。

「男性と女性が共に支えているこの世は

日本の長い歴史を受け継ぎながら

1人ひとりの個性を大事に

協力し合って

この国が末永く反映していきますように」

意味も分からず歌うのではなく、小学校で教えて欲しかったです。

どんどんハマってしまう

軽い気持ちで無料分なら、と読み進んでいたら完全にどハマりしました！両親の離婚がキッカケで付き合う事になった2人。最初は少し暗めかな？と思ってましたが胸キュンありだし、2人が本当に惹かれあってからの不器用さや甘酸っぱさが愛おしくなります^_^ これからの展開に期待大です。

別のサイトで読んでました。絵はシンプルな感じなんだけど、その方が色々自分なりの解釈がしやすいのかなと思うような、内容とマッチしてるような気がしました。
思春期特有の悩みとか葛藤とか、共感とかすれ違いとか愛情とか。。。この作品の空気感が好きでした。甘酸っぱいような、苦しくなるような。
ふと読み返したくなる作品です。

絶妙な世代

まだまだ幼くて危うくて思考も行動も未熟で不自由で。
でも難しいこと考えている、だんだん周りが見えるようになってきている、将来なんてまだ分からなくて希望と不安を抱きつつ、あっという間に過ぎ去る青春という今を、日常として生きている…。

なんでそうなると言いたくなるような未熟さと、
それでも考え続ける思考をやめない主人公2人、各々の人生を生きる人々。

暑すぎず冷めすぎずのリアルな温度感が心地良く、リアルで、絶妙です。
かなり好き。