天保桃色水滸伝
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あらすじ
武士を隠居して絵師となった杉孫六は、亡き息子の妻・加津を伴いえちごから江戸へ出てきた。義理の親子であるこの二人は、色々あって男女の仲に――さらに長屋の住人らも加わって、淫らな欲望の糸が複雑に絡まっていく……!!
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みんなのレビュー
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愛とエロと笑い
舅と嫁の関係は、現代では受け付けない方が多いと思います。
1話と飛ばして4話を読むと、孫六は若かりし頃の初恋の相手加津の亡き母(詳細は3話)を想い、加津はひどい虐めの中を救ってくれた母の信頼する孫六を父のように感じ安心感と思慕の念を…それぞれ想い通ずるところがあったからでは、と読み取れました。だから健之介と夫婦になるのも自然というか、DNA的に惹かれ合っている?
また、この時代は50代60代がキムスメを娶るのはザラの頃です。明るくあんあんやるもんだからちょっとばかし助平に映るのでしょうけど、そこがこの時代と作品の見せどころ?ではないでしょーか。笑
加津はかわいいし孫六は頼もしい。そして笑えるエロと愛がある。
個人的には…八重の色気は縄化粧のたまもので、見せ物にされる描写は苦しいです。が、女性の人権の低い時代です。また、慰み者になる事で生きる場所がある女たちもいてーー。
SM、緊縛、BL、GL、虐待(サツジン)などは史実としてけっこう溢れてますので社会見学&歴史見学みたいな気持ちで読ませてもらってます。
エロって、生命力だなーっ。by 匿名希望- 17
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3.0
エロボケ舅と天然嫁
なんとなくこの組み合わせだと、無理やり流れ流されて、合体してしまったか…という展開を考えてしまう。
でも、この話の中に出てくるエロボケ舅はイヤなやつではない。
亡き息子の嫁を心底大切にしている。
時には男らしく、女性を守ろうとする侍らしい心を持っている。
息子嫁は、けっこうな天然。
乳を揉まれるのが好きらしい。
現実世界にいたら、頭のネジの心配をしたくなるが、漫画なので問題ない。
この二人の組合せは、けっこう悪くない。
舅も嫁も、お互いに大事だった人を失い、二人でいたわり、支えあいながら生活している姿に、よかったねと思ってしまっています。by バファ- 9
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5.0
ハマってます
舅と若嫁との関係って、今まではすごく気持ち悪くて読むのは避けてました。
でも、この作品は、舅から嫁への優しくて深い愛情が感じられるし、
まぐわる(この言い方も好き)時も、嫁が喜ぶことばかりしているのも好きです。
江戸時代は、性に対して今より相当解放的だし、長屋であんあんしてたら、隣もあんあん…というのは、江戸物には当たり前なので、クスッと笑ってしまいました。
あと、性に対して徐々に女性が強く描かれていくのもいいです。by 匿名希望- 2
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5.0
普通なら舅と嫁の、こういう関係は引く所だけど、皆さんも書いている通り、舅が嫁の事を大事にしていて、嫁にも事情があるとは言え舅の事が好きで、特殊ではあるけど、お互いに愛が存在しているからか、引く事なく読めます。
まだ無料分しか読んで無いけど、江戸時代という今とは違う価値観の時代の一面として、イイ感じの抜け感で、多分この先も、程よいエロと笑いのストーリーが続くんだろうと思うし、ただただエロいだけの作品と違うので、女でも読める作品かな…と思います。by 桃吉太郎- 1
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4.0
悪くないな、と
この時代の時代背景が好きで
読みましたが、率直に
悪くないな、と思いました。
義父も、自分から
始め、彼女に迫ったわけではないし
乱暴どころか、彼女に対して
優しい所もあり、歳の差は
ありますが、ありかな、と。
彼女も、伴侶を無くし
実家も継母に占領され
虐めにあっていたら、帰る場所を
なくしていたら、そうなる
流れも必然かなと。
絵も丁寧で、読みやすかったです。by 匿名希望- 2
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