統合失調症日記
- 完結

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- スクロール
あらすじ
高校生のある日、急に統合失調症になった作者の日常は、普通とは少し変わったものになってしまいました。「姿のない3人の人間が自分に話しかけてくる」(幻聴)、「いるはずもないカラスが家の中に現れ、のど元をつつかれる」(妄想)(幻痛)など、発症時の自身に起こった出来事をセキララに描くコミックエッセイ! 100人に1人弱が発症するにもかかわらず、なじみの少ない統合失調症を、当事者の目線で描いた1冊です!
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みんなのレビュー
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3.0
NEW理解し易く描かれた体験記
患者さんご本人が描かれた漫画ということで、興味深く読ませていただきました。
作者さんはご自身の異変にご自身で気づいて、自ら精神科を受診したそうで、病気としっかり向き合ってらっしゃるんだなあと感じました。投薬の必要性もちゃんと理解していて、ご本人がこういう姿勢で治療に臨めると、きっと予後がいいだろうなと思いました。
知人に同じ病気の人がいましたが、まず最初に病院に連れて行くのにひと苦労で(自分は病気なんかじゃないと言い張る)、治療が始まってからも、幻聴を幻聴と認識せず周囲の人間から悪口を言われたと思い込んで暴れるし、薬を飲むのを勝手にやめて悪化するしで、本人がしんどいのはもちろんのこと、家族も想像を絶する状況に晒されていました。
症状も認識も患者さんひとりひとり違うと思うので、この漫画が全ての患者さんやご家族の参考になるとは限りませんが、症状の説明がとてもわかり易く、何より当事者の心境を知ることができるので、ぜひ一度読んでみることをお勧めしたいです。by チールー-
1
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4.0
分かりやすい
幻聴が聴こえる、というのはどういうことなのか漫画にして普段の生活に当てはめることでイメージがずっとしやすくなり、統合失調症への理解が少し深まりました。
作者さんはお薬を飲みながら日常生活を送り社会生活も保たられていてすごいなと思います。色々な方を見てきたので。。
医療職として統合失調症の既往のある患者さんと接することもあり拝読させて頂きましたが、私個人としてとても興味のあるお話で手に取った次第です。
不謹慎かもしれませんが幻聴へのツッコミや、周りからどう見えているのかなどの描写を冷静に見ておりクスっと笑えました。
本人は辛いはずなのに明るく描かれています。
もっとひとりひとりに病気への理解のある社会になって欲しいなと思い応援したい作品の1つです。by 匿名希望-
6
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5.0
全話読みました。
統合失調症の症状と治療しながらの生活を漫画にしたエッセイです。
生々しい描写とていねいな解説により、作者様の経験がリアリティを伴ってよく伝わってきます。
とても苦しい病気だということが理解できました。
しかし苦しいばっかりじゃなく、くすっとくる病気エピソードあったり、何よりきちんと治療やソーシャル支援も受けられ、前向きに生活されて才能を開花させている姿に大変勇気づけられます。
これからもチェックしていきたいです!by まりたむ2018-
5
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4.0
統合失調症を少し知ることができました。
以前一緒に仕事をしていたコに久しぶりに連絡をとったら、「統合失調症で故郷に戻った」ってことがあって、そのときもビックリだったのだけど、こんな大変な病気だったなんて。。
指令が来て魔法陣描きだして、踊ったり、まさに奇行…!
作者さんは病気としっかり向き合って、作品にも活かして、すごいなぁと感動しました。美大に進む応援をしてくれたご両親も素敵。by Leilei-
6
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3.0
NEW理解したい。
たまに街中で1人で話していたり1人で怒っていたりする方見ます。
見かける度に統合失調症なのかな?と思ってましたが、こんな心境なのですね。
無知な方が統合失調症の方をみかけた時に変人扱いしたり冷やかな視線を向けるのが辛いので皆さんにもっとこうゆう作品を読んで現実を知ってもらいたいです。by オータス-
0
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