【ネタバレあり】ぼくらの気持ちのレビューと感想

僕らの気持ちの感想

初めて「彼の時間、彼女の時間」を読んだ頃は若く、物理的な距離が心理的な距離と比例するものと思ってしまっていましたが、その後だんだん縁のあるなしは物理的距離とそれほど関係しないのだと思うようになりました。

好き！

中学生のころ大好きだった一巻です。読み切り短編が入っていて特にクリスマスの話が大好きでした。絵もシンプルで好きです。

ほっこり

谷川先生らしい作品で、読みなからほっこりします。
かれこれ数十年前に読んでました。また読み直したんですが、やっぱりほっこり……
落ち着いた感じで癒されます。

純粋にその女の子が好きな男の子と
大切だからこそその男の子を失いたくないと思っている女の子の気持ち
両方わかります！！
素直に恋するのも勇気がいるんだよなーと思いながら読みました。

切ない

一度告白して振られた相手と友達を続けるのは容易ではない。まして、いつも近くにいる存在となると断ち切ることもできない。そんな主人公の彼がとにかく不憫です。振り回す女の子の気持ちもわからなくはないけれどちょっとイライラしました。