ピエタ

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あらすじ
理央と佐保子は高校3年生。幼少からの父や継母による仕打ちに心閉ざしていた理央だが、佐保子とのふれあいで徐々に変化を…。ところが、理央の存在を忌み嫌う継母は、理央を死に追いやろうと罠を……。「運命」そして「愛」の意味を深く問う渾身の衝撃作!
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みんなのレビュー
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5.0
私の宝物的な物語
懐かしい。紙書籍で持ってます、すごい古いの。読み手を選ぶかも。私の宝物的な物語。理央はクールな女子高生で、実はリストカットやじさつ未遂を繰り返してきた。幼い頃、実の母親が家を出ていって、理央の父親が、あれは悪い女だったと理央に吹き込む。でもお母さんを嫌いになれない幼い理央は、自分が悪い子だから置いていかれたと考えて育った。そして父の再婚。一方、佐保子はとても母性的な女性で、実は同じ学年だけど1つ年上。彼女も心に抱えるものがあって、理央と佐保子は惹かれ合う。そして・・・。というストーリー。この世界に適応できないあなたにはぜひ読んでみてほしい。
by メタトン-
5
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5.0
最っ高!の文学作品です!
もう最っ高の文学作品なのだよ、これは。ラストに近いほうで、理央が飛び降りジサツするという予知夢のような幻覚を見た佐保子が、道路に落ちて倒れている理央をかかえあげるシーン、これがあの名画「ピエタ」の構図なんだと私は思ったけど、違うのかもしれない。とにかく全編通じて心理学的なものが流れていて、奥が深すぎる。そしてこの作者さんは作品パンテオンでもそうだけど(あちらの桃ちゃんの義母はそこまでではないけれど)理央の義母、ああいう毒母というか雌というか、母親づらした悪魔を描かせたら最高に深いよね。
by 蜜蜂333-
4
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5.0
ソウルメイトのような理央と佐保子
星5では足りないくらいの本格的な名作です。無料分をチラ見して低評価する人はこの作品の価値がまったくわかっていない。それからこれって百合、ではないんです、理央と佐保子は。もっと深いところで、魂レベルで共鳴した。あんなに小さいころに出会っていたとは、ね。ソウルメイトってこういう感じ?ただ、佐保子が理央ちゃんのことを、もしかしたら私から(産まれ)出たものかもしれない、というようなことを言うけれど、母的な愛というラベリングをしないでほしかったな、と個人的に思いました。というのは私が、母的なものに嫌悪感があるから。それからあのカウンセラーが印象的なご夫婦。そして事情があって途中で理央との関わりからいったん離れるけれど、実母に捨てられた感じの理央にとっては、心を閉ざす大きな理由になったと思う。
by むくちゃんとみーくん-
2
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2.0
たしか
ピエタってイエス・キリストを十字架からおろした横で嘆くマリア像のことだったかしら。バチカンにある。だとしたらこの題は、今読んだ無料立ち読みの一瞬の話となんて隔たりのある哀しい話なんだろう。胸が痛くなる。
by 匿名希望-
1
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