白いサテンのリボン
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あらすじ
離婚した父と母、それぞれに引き取られ育てられた藤子と波子。ひとつずつ大人に近づくほど欲しくなる、おばあちゃんの白いリボンのドレス。それは、愛が満たされることの証明……。表題作ほか3編の、それぞれの愛のかたち。じっくりと岩館ワールドを!! 【同時収録】アイリスの小鉢/天使の耳朶/花咲く森の乙女
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ユーザーレビュー
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白いサテンのリボン
岩館さんの作品はこの時期のものばかり読んでいるのであまり最近のものは知らないのですが…他の作品同様、あまり友達も多くなくモノローグ多めな少女が絵本の中のような世界で淡々と過ごしています。こちらも淡々と読み進めていましたが、結末を読んで「そうだ、岩館さんってこういうラストになるんだった…」とハッとしました。
by 匿名希望- 3
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2.0
雰囲気を楽しむ漫画
岩舘さんの漫画に毎回出てくる「フランス人形みたいな少女たち」印象的ですね。いつもふんわりしたドレスを着て、髪の毛はふわふわロング。男の人も毎回似ています。このお話は美しさの中にたっぷりの毒を含んだ絵画のようですね。途中から誰が本当のことを言っているのか分からなくなってしまい、ラストもポカンとしてしまいました。雰囲気を楽しむ漫画なのかも。ただし後味は悪いです。
by 匿名希望- 1
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3.0
やや期待はずれ
大好きな岩館真理子さんですが、この作品を描いた頃は、ちょっと以前ほどの実力が無かったのかな、と思いました。
この人のミステリー物は「アリスにお願い」を読んで、結構良かったのでこの本もかいましたが、うーん、このページ数でミステリー物を描ききるのが無理だったのか…?
分かりにくい部分が残り、やや期待外れでした。by 匿名希望- 1
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5.0
岩館ワールド
懐かしくてつい購入しました。
そういえば、こんな終わり方だったなー。ハッピーエンドじゃない。ユーモアのある面白い所は沢山あるんですが、決して軽率で分かりやすい幸せは描かないという終わり方です。ハッピーエンド読みたいなー。きれいな少女がワンピース着て風に吹かれる感じは憧れました。by さざめゆき- 0
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5.0
女の子の我儘
岩館先生が描く女の子は、お人形のように可愛くて綺麗。なのに、我儘恨み辛み妬みを沸々と持ち容赦なく相手にぶつけ、苦しめて自分も苦しむ。バロック様式さながらの描写で、残酷な物語を華やかさと哀愁で紡ぐ。淡々と読み進めて、最後は心にうやむやをあえて残す。好きでしたー。読めてよかった。
by まなびゅ- 0
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4.0