悪舌のモルフォ 3巻

あらすじ

毒舌＜美少年＞×元＜美少年＞小説家―――歪んだ二人が奏でる望春哀歌、ついに終曲。スランプで何も手につかない小説家の久月(くづき)。失意の底にいる彼の前に現れたのは、少女と見まがう美貌の持ち主・芦川帝(あしかわみかど)。帝は3つの契約を持ちかけ、久月はそれを受け入れる。更に帝は久月と契約とは別の、とある約束を取り交わす。それは自身の殺害を依頼するものだった……。帝と瓜二つの美少年・美生(ミキ)から帝の不幸な出自を聞き、同情する久月。約束通り、久月は自身の手で帝を殺めることができるのか? 二人の迎える結末は―――。