【ネタバレあり】ちびしかくちゃんのレビューと感想（6ページ目）

意地悪さが際立つ。

年を取ると意地悪さが目立ってくるひとの典型。
まるこのくだらなさ、コジコジの可愛らしいブラックジョーク、エッセイからちらりと香る「意外と辛辣でドライな面」が、止めるひともいないままむき出しになってしまったような作品。
これまでの作品には、まだどこか人の良さが残っていたのに（一冊のうちどこかにはイイハナシダナと言える回がある）
これは頭から爪先まで全部不愉快よりの愛しづらいギャグでした。
辛辣すぎたり、性格破綻しすぎで笑えない。
まあ、帯にもうたってますがセルフパロディですからしか子については自由にしてもらって良いと思いますが、
ジャンプの海賊漫画のパロディ回がかなりの頻度であるのはどうなんでしょうね～…。
この漫画のクオリティ、笑いのレベルでまがりなりにも他誌の看板を揶揄するようなものを描かれては、ちょっとイラッときますね。
逆にあの船長の漫画が嫌いな人には良いのかもしれません。
性格の悪い楽しみ方ではありますが…。

広告を見て気になったのでちょっと読んでみました。

誰もが知ってるちびまる子ちゃんが、ちびしかくちゃんとしてパロディになってます。

しかくちゃんだけあって、家族みんなの顔が四角ですw

まるちゃんで出てくるキャラクターも、名前と顔、性格も変わって登場しています。

個人的にちびまる子ちゃんのたまちゃんはすごく優しいのに、こちらのだまちゃんが嫌な性格をしているのがちょっと切ないです…(笑)

真骨頂

なんとも厭な気分にしてくれるさくらワールド全開の作品です。いまだ国民的アニメであり代表作でもある自作品をこのような形でオマージュするとは・・・。誰一人として好ましいキャラがおらず、しかくこちゃんの友人ダマちゃんの憎さにいたっては天使のようなタマちゃんを思うと泣けてくるほど。思い出を返せと叫びたい。
下手なホラーより読後感最悪なのに、思わず続きが気になって結局全話読んでしまった自分に呆然。あっぱれです。

だまちゃん…w

夜中に一瞬見た、妖怪ウォッチのダークバージョンを思わせるような、なんかブラック感がすごい(^^;
でも、いつもの可愛い絵で、ブラックジョークって感じで見れたので良かったです(^^
単行本で出てるのかな？単行本でも読みたいと思いました。