母性の失落~無戸籍児童の消えゆく声
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あらすじ
「あんたなんて死ねばいいのに…」誰にも存在を認められない子は、育児放棄され虐待を受けてもなお、母の帰りを待つしかない…。お笑い芸人を目指す真嶋は実家を飛び出し、事故物件とも思える安アパートで一人暮らしを始めた。安いだけあって、隣の部屋はゴミ屋敷、周囲の生活音は全て丸聞こえという最悪な環境!ある朝、住人は外出したはずの隣の部屋からトビラをたたく音が…不審に思った真嶋が窓を見上げると、そこには小さな女の子の姿が見えた。しかし、アパートの住人や管理人も『子供なんて居ない』と口を揃える。成り行きで隣の部屋に立ち入る事になり、その子と遂に対面。名前を聞くと信じられない言葉が飛び出し…!?
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みんなのレビュー
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真面目に描かれていて好感が持てます
絵もきちんとしているし、話にも引き込まれるので、しっかりとアシスタントさんから力をつけてきた作家さんなんだろうな、と感じました。
よくある虐待系の作品は絵がかなり残念なものが多いのですが、これはとても読みやすいです。
最後も問題提起して考えさせられるし、この作家さんでこういう作品をシリーズで他にも出してもらったらけっこう良いかも。by shunobon- 2
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2.0
消えなかった声
本当の実録作品の虐待の具体的さにはやはり勝てないけれど、その分今作品の方がいくらか気楽に読めました。タイトルが“きえゆく声”だったので、途中『あぁこれは死んでしまうかも』と読むのをやめようかと思いましたが、間一髪助かって良かった。あと母親は、自分も虐待を受けて育ったから子供の愛し方がわからないと言ってましたが、そこまで自己分析できてるのに、妊娠から出産まで突き進むバカ。この母親のように、何にでもすぐ依存すると危ないですね。今作品の女児より、うちの犬の方が何倍も幸せな生活してるわ。
by 299299- 0
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4.0
母性
自然と湧き上がる感情なのかと思ってましたが、そうでもないみたいですね。それを責めることは出来ないかと思いますが、子供が可哀想と思う気持ちが強くあります。自分も子育てをする母親として、子供に八つ当たりのような事をしてしまう時もあります。完璧な親なんていません。ただ戸籍とご飯、睡眠だけは与えてあげて欲しいと思いました。
by 匿名希望- 0
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3.0
続き続き
話は1話が短く、続き続きになっており、内容は薄めになっています。
よくあるパターンの詰め合わせでもあります。
しかし、その問題パターンこそが気になるので、逆にさくさく読めてしまいます。
簡単に頭に入ってくるので、読んでいる間は何も考えず、読み終わってから考える事になると思う作品です。
ただ、もうちょっとページが欲しくもなります。by レモネイタリ- 0
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3.0
連鎖
昔、そぅ今から20年、30年前は親も先生も普通に手をあげていた。勿論、ネグレストや虐待の様にただ、ただムカつく、ウザいでもあったかもしれない。けどそんなのは多分一握り。飴と鞭で、どっかで優しさがあった。なのに今はただ子供を殴る邪魔になったら捨てる。放棄。そして、いつしか子供が親を。ただ、愛さえあれば見ててくれたら大丈夫なのに
by みこしゆ- 0
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4.0