4.0
野次馬心理を満たすような
無くてはならない仕事だけれど、知ることの無かった仕事「特殊清掃」の内容を、軽い気持ちで覗くことができる作品です。
仕事内容への好奇心と興味で、とても面白く読めます。
また、死という暗く重いテーマをサクッと軽快に描かれているので読んでいて疲れることも無く、サクサク読めます。
また、ちょこっと出てくる怪奇現象の類も割とPOPで、ホラーやシリアスとは真逆の少し愉快なアクセントになっています。
色んな現場のエピソードトークを聞いているようなストーリー展開なのですが、孤独死もあれば突然死もあり、御年寄から若い方までの生活の背景や死に至るまでのストーリーなんかも垣間見えます。
考えさせられる部分もありますが、全体的には何も考えずに、サクッと「へー!」「え?!」なんて思いながら読むのが良いですね。
絵柄の好き好きはあるかなと思いますが、好奇心旺盛な方や変わったものがお好きな方には特にオススメできます。
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不浄を拭うひと