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伯爵令嬢は犬猿の仲のエリート騎士と強制的につがいにさせられる

後半から少々残念に感じました。

完読しました。
前半の絵はとても丁寧に描かれており、有り触れたストーリーではあるものの楽しく読み進められたのですが、中盤から後半に差し掛かる辺りから絵も話も雑になって来て節操なく最終話を迎えたように感じ、余韻も残らず残念です。
ファンタジーにする意味あったのかしら。
現代風にして有り得ない設定で書かれた方が読み応えあったのではないかと思いました。

あきれるほど君だけで

最終話がモヤモヤしました。

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絵がとても綺麗で話しの掴みが良かったので読み進めましたが、後半辺りから雑になっていった感が否めません。

大学の友達の一人に主人公のライバル的人物が現れたかと思いきや一発キャラであったこと。
過去の伏線にも引っ掛かりがなく唐突に出て来た従姉。
主人公に嫌悪を抱いていた割には、最終話であっさりと結婚を認めた叔母（登場することなく名前のみ）など。
従姉と叔母にとっては最大の敵である主人公に対して、厳しい目を向け続けた上で主人公をも加害者ではなく被害者であり、とても辛い思いをしていたのだということをわかり合える展開が欲しかったかな…。
主人公の彼氏の父親を登場させたのは期待に応えてもらえました。
ただ、やはり主要人物としてもっと動かしてほしいところでした。
なんだかただの残念なおじさんで、大学の友達同様、登場させた意味がなかったような気がしてなりません。
彼氏の母親に関しては旦那に心を抉られ、壮絶な過去を過ごして来た結果入院といった繋は納得のいくお話しでした。
せっかく綺麗な絵で掴みの上手い話しだっただけに、締め方が悪くて勿体無かったです。
もっと感情移入したかった。
性描写が丁寧に描かれていたので☆☆☆とさせて頂きました。