5.0
ジレジレ感がたまらない
年の差恋愛は数あれど、ここまで男性が不器用で余裕がないもの新鮮です。
ほのぼののんびり、でも時にはキュンとした展開なのかと思いきや、急展開もあり、思いもしない形で破局の影もあって、読んでいて飽きません。
表紙の絵と中身の絵柄が結構違うと驚いたものなので、表紙で敬遠していた方には是非中身を見てみることをおすすめします。
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30462位 ?
年の差恋愛は数あれど、ここまで男性が不器用で余裕がないもの新鮮です。
ほのぼののんびり、でも時にはキュンとした展開なのかと思いきや、急展開もあり、思いもしない形で破局の影もあって、読んでいて飽きません。
表紙の絵と中身の絵柄が結構違うと驚いたものなので、表紙で敬遠していた方には是非中身を見てみることをおすすめします。
最初は題名で「婚カツのためだけに合宿ってどんだけ非日常よ」とあまり期待していませんでした。
でも、だんだん読み進めていくうちに、嫉妬、愛憎、優越、劣等意識、ミステリがつまっていることに気づかされて、人間の極限状態に恐怖することもしばしば。
目が離せなくなるようになりました。
今では更新を待ち望むようになっています。
男女の恋愛観の違いがよくわかる一冊だと思います。
一緒にいて他愛ないおしゃべりでもできたら幸せを感じるヒロイン。当然それ以上の触れあいを想像するまでに時間がかかります。
反対に、一緒にいるだけでもそれなりの満足感を得られるけど、それよりも独占欲や支配欲が早くから強まるヒーロー。
そんなことを考えながら、このカップルがどのような意図で行動しているのかをほほえましく見ることができます。
どなたかのレビューにもあったと思いますが、ヒーローは少女漫画にありがちのイケメンではありません。
誤解の無いように言うと、「学校一のイケメン」で有名な男の子と言うわけではないと言うことです。
普段は目付きが悪くて近寄りがたい男の子ですが、純情で喜怒哀楽が顔に出やすいので笑ったときの破壊力は抜群です。
そんな純情な恋物語に、作品の繊細なタッチがぴったりで、ほのぼのした青春を盛り上げているかのような気がします。
初々しい女子高生の必死な「好き」がかわいらしい作品です。
女子高生のお相手は年上の警察官。
日常的に警察官と交流している人はほとんどいないでしょう。
交番や警察署に行く機会なんて、運転免許の更新か落とし物を届けるかでしょう。
職業ものの漫画が面白いのは、今まで知らなかった人たちの仕事が新鮮に入ってくることではないでしょうか。
もちろん、初々しいラブの行方も気になりますが、普段警察官がどのような気持ちでどんな仕事をしているかも見所です。
劇的な展開やドラマのような展開はないけれど、ゆっくり進むほのぼの展開からいつの間にか目が離せなくなっています。
京都を舞台にした映画や小説のなかには、ちょっと不思議で、でも「もしかしたらあり得るのかも…」という気になってしまいます。「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」しかり。
ほのぼのしながらもしっかりした絆ができて行く主人公二人を京都のはんなりした空気が暖かく包んでいる印象を受けます。
いつまでも登場人物たちの成長を見守っていきたくなるおすすめの作品です(’-’*)♪
感動の繰り返しで、涙を流すこともしばしばでした。
最初は185話というなかなかの長編にびびってしまいましたが、完結したあとにも印象深いシーンを何度も何度も思い返しています。
少女漫画、女性漫画にはお約束の認識の違いによるすれ違いや障害も、この作品では困難さがけた違い。
それでもお互い傷つきながらも向き合うことをやめない姿勢にはホロリ。
読みながら何度も「私がこの状況なら投げ出さずにいられるだろうか?」と自問してヒロインを尊敬していました。
設定の独特さにぎょっとしないで読んでみることをおすすめします!!
最初の数話ではこんな男性は嫌!と何度も思いました。
天の邪鬼で、人の行為を素直には受け取ってくれなくて、そのくせなにも言わずに要求は通す…etc.
いくらイケメンで仕事ができても遠巻きにしていたいような男性が、ヒロインの影響で少しずつ優しく態度も言葉も柔らかくなっていく様子はほのぼのしてキュンとします。
不器用ならではのすれ違いには思わず泣いてしまうことでしょう。
特にラストは感動です。
作品の大半が共感できる部分なので、読みながら何度心の中で頷いたことか。
普段は真剣に考えることがない「現代の結婚制度の利点と落とし穴」「どこまでが無償のサービス精神でできるか」「自分から見た自分の魅力×第三者から見た自分の魅力」などについて、そういえばそうだな~と目から鱗が落ちることもしばしば。
恋愛に進展があると私まで嬉しくなっちゃうおすすめ作品です。
姪と叔父の恋愛と聞くと、何となく最後は「ご想像にお任せ」かバッドエンドなのではないかと思ってしまいます。
でも、この作品のラストには良い意味で裏切られます。
きちんとお話が納得いく感じで終わっていて、後日談を考えながら心がほんわかします。
禁断の~が苦手という人に是非読んでもらいたいです。
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愛になるまであたためて