5.0
コタローくんがかわいい、でもそれだけじゃなくてお話は深い。重くなることなくさらっと書かれてるけど、子をもつ親として考えさせられます。
- 0
42920位 ?
コタローくんがかわいい、でもそれだけじゃなくてお話は深い。重くなることなくさらっと書かれてるけど、子をもつ親として考えさせられます。
試し読みではまり、最終的に最後まで読んでしまいました。絵は好みではない、というか人物の区別がつきにくいところがあり、女子3人(歩・里中ちゃん・有元さん)の区別すら私にはあやしかったです。
それでも最後まで読んだのはストーリーが本当によかったからです。人物像の作り込みが細やかというか、主人公含め登場人物がみんな完璧ではなく人間味のある人ばかりで、考えさせられるセリフもたくさんありました。
自分もきつい言葉を選んでしまうくせがあるので、谷地くんだったらどう答えるかなと考えると少しやさしくなれるかな。
ラストの評価が低いようですが、私は気にならなかったです。
作者さん買いですが、短編集の中で一番お気に入りです☆1話目と4話目が猫がご縁をつなぐお話なんですが、猫好きにはたまらんです。ごたごたしたマンガを読んだ後に読むと妙に落ち着いて癒されます。
おもしろいです!けいやが一咲ちゃんのこと一人の女性としてみていく過程も一咲ちゃんがドキドキしてるのもかわいいです。なかなかタイミングがあわないけど、早くくっつかないかな。
つらい、つらいです。遠恋は経験値ないけど、読んでるだけで辛かったです。途中は福岡と広島でもなにかあれば会いに行って、絆が深まっていくのが幸せなんですが、最後海外に行っちゃうのがどうにも辛いです。
それでも、一見完璧な吉本さんが自分にはないものを持っている一恵さんを、一途に想っているのは素敵だし、「幸福な退屈を君に」とか「隠れた本音がこぼれだす。それが本音を呼び覚ます。」とか心に染みる言葉遣いが好きです。同じ作者さんの緑の賢者のお話も好きですが、この作者さんの言葉選びが素敵だなと思います。
最後は結婚とかわかりやすいハッピーエンドで終わる話の方が好みですが、素敵な作品です。
この作者さんの作品をいくつか読みましたが、この作品が一番好きです。絵も好み。
水島先生を仔羊、竜くんを青い果実と表現する各話のタイトルの付け方も独特で素敵だなぁと思いました。
葉子先生と青磁先生の名前もちゃんとストーリーに意味があって、細かいところまでよく考えられてると思います。
長すぎず短すぎず、水島先生と賢者先生の距離が少しずつ深まっていくのが丁寧に書かれています。水島先生側の目線で進むので水島先生の賢者への想いの方がよくわかるんですが、先に好きになってるのは絶対賢者先生だと思うんですが。そういう賢者先生の想いもちょこちょこちりばめられていて、キュンキュンしました。
確かにラストは唐突かもしれないですが、結論の出し方も賢者らしいなと(笑)読み直すにもちょうどいい長さだし、オススメです。
そのあとの短編もよかったです。
全て購入して読みました。表題作はちょっと物足りないですが、二人ともかわいいです。幼なじみが最後の砦でダムで崩壊するってのが私にはよくわからなかったけど、男の子が女の子をすごく大事にしてる感じは伝わりました。
2つ目のお話も幼なじみのものですが、こちらの方がうまくまとまってて好きでした。田舎のお話だからかほのぼのします。
3つ目の話は仕事が出来すぎちゃう女の人ですが、いい上司に巡り会えてよかった。男性側が主人公を好きになる過程がもう少し見えるとよかったけど、短編だから仕方ないかな。
表題作の広告につられて読みましたが、表題作より他の話の方が私は好きでした。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
コタローは1人暮らし