5.0
良いんじゃない
おじいちゃんの家で家族として暮らす一人一人が、肉親との関係がうまくいっていない人達の寄せ集め的な荒唐無稽の設定ながら、エピソードを読み進めると家族として暮らす意味を考えさせられました。蕾と雪ちゃんがうまくいって良かったし、蕾の実のママが雪ちゃんとの結婚に肯定的なのもナイス。ただ雪ちゃんの過去の恋愛?が重すぎるなとモヤモヤです。
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おじいちゃんの家で家族として暮らす一人一人が、肉親との関係がうまくいっていない人達の寄せ集め的な荒唐無稽の設定ながら、エピソードを読み進めると家族として暮らす意味を考えさせられました。蕾と雪ちゃんがうまくいって良かったし、蕾の実のママが雪ちゃんとの結婚に肯定的なのもナイス。ただ雪ちゃんの過去の恋愛?が重すぎるなとモヤモヤです。
人はこの世に生まれてきたことだけでも大いに意義があり、幸せになる権利があると思う。LGBTの存在が世に明らかになりつつある昨今、いずれ性の多様化におののかない時代も早晩やってくるかもしれない。そのような環境に生まれたとしても、自分自身を大事にできて、愛せる子供たちになって欲しいなと読後に感じました。
キョドコの挙動不審にも見える一連の落ち着きの無さ、ネジネジが離せない理由がどうやら星名という先輩にあるみたいとは、途中読みで分かってきました。星名にはダークな秘密があるようで不気味ですが、キョドコは星名が忘れられない様子。これからどうなるの?気になります。
どうも最後はトーマと結ばれたような描写だったけれど、太一はバイだったのかな?それとも友情が性を超越した愛情に変化したのかな?太一の指にあるのは結婚指輪?えっ?えっ?気持ちはわかるけれど、こううまく大団円にいけるのかな?と言うラストがねえ、、、、
こう言うお話は苦手なジャンルでしたが、遠い過去から現在までの何百年に渡る伏線があっての物語で、練りこまれてるため、読みごたえありました。ななみを愛し、共に生きていくために、不死身の妖から、命の限りある人間になろうとするトモエがカッコいいに尽きます。
両親の都合で、田舎の祖母のもとで暮らす夢見がちで素直な香菜と、漫画家を目指すちょっと冷めた晶がとても可愛い。西先生のお話には、背景に現代の重い問題がぎっしり詰まっている気がするけれど、うんと考えさせられ、ハッピーな未来を期待させられる結末が大好きです。
笑いとペーソスが溢れて、読むのが楽しく、次は?次は?とワクワクさせてくれるお話です。この作家さんの描く美男子はどのお話でも、超絶イケメンですね。そんな麗しい若君との間に可愛い天丸君を授かった唯ちゃんの活躍は、まだまだ続きそうで楽しみです。
特異な育ちから他人との付き合い方が不器用をこえて超暴力的な春との出会いで、ガリ勉少女の雫に変化が。乱暴な春は実は頭脳明晰で他人には無関心だった雫にとっては悔しい対象だったのに、いつの間にかラブの関係に。キュンキュンです。
西先生のお話は、自分自身がそんな経験もしていないのに身につまされてしまうストーリーが多くて、読みごたえがあると同時に辛くなることもあるくらいひきこまれてしまいます。ヨリの他に出てくる女性たちにも幸あれとエールを送りたい気持ちです。
読み始めですが、当時の世界最強で広大な支配地を持つオスマン帝国皇帝のハレムへと連れて行かれたヒロインは、不自由な身から寵姫へとのぼりつめていくような気配。ただ美しいだけではなく賢さも武器となりそうで先が楽しみです。
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