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心の旅
有名漫画家が、連載が無くなったタイミングで自分探しの旅にでる……という内容。
「自分探し」と言うとフワフワした甘いものを感じますが、コレが極めてハード! お遍路さんは命がけ!
旅の出会いや別れが少しずつ作者を変えていき、今までの人生を振り返っていく。
若く元気な方よりも、疲れ、迷っている人にこそ読んでほしい。
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861位 ?
有名漫画家が、連載が無くなったタイミングで自分探しの旅にでる……という内容。
「自分探し」と言うとフワフワした甘いものを感じますが、コレが極めてハード! お遍路さんは命がけ!
旅の出会いや別れが少しずつ作者を変えていき、今までの人生を振り返っていく。
若く元気な方よりも、疲れ、迷っている人にこそ読んでほしい。
不真面目な浪人・日暮半九郎と生真面目な藩士・角さんの凸凹コンビが悪を斬る。
先ず、水戸黄門の代理という設定が面白い。
そして、いかにも時代劇なケレン味豊かなストーリーに、迫力のチャンバラ。
「あー、面白かった」的な読後感を得ることのできる良質なエンターテイメントだと思います。
ラストが突然やってきますが、オムニバス形式なので、まあ何とか納得できるかなと。
これからも半九郎と角さんの旅は続くんだろうな~と想像できるラストです。
そう言う意味では悪くないかも知れません。
もうちょっと続けて欲しかった、という意味では残念ではありますが。
時代劇マンガ(劇画?)を読みたい方には是非オススメしたい作品です。
連載をいくつも掛け持ちしていた人気マンガ家が、色々あってヘルパーに。
先ず始めに、昔から知っている作家さんなので、この現状に衝撃を受けました。
「なぜヘルパーに?」「マンガ家廃業してたの?」といった疑問から作品に引き込まれ、最後まで一気に読んでしまいました。
在宅介護のヘルパーとして働く現状が美化される訳でもなく、面白おかしく描かれる訳でもなく、「淡々と」綴られる…これぞエッセイ漫画といった内容。
話数も少なく、購入しやすい作品だと思います。オススメ。
20話までのレビューです。
独身冒険者が孤児を拾ってしまった。冒険者に子育てができるのか?…といった内容。
タイトル通り、冒険者のハジメと孤児のリルイの日常がまったりと描かれています。
剣や魔法でダンジョンを攻略するような「ファンタジー」と、ほのぼのとした「日常マンガ」、
真逆に思えるジャンルですが、うまくマッチして「冒険者の日常」となっています。
冒険者ハジメとリルイの日常を楽しむ作品なので、今のところは大きなストーリーも冒険もありませんが、なんとも言えない「まったりファンタジー」とでも言うような味わいのある作品となっています。
実在の老舗「たいめいけん」を舞台に、たいめいけんのメニューを料理のエピソードをまじえながら紹介していく作品です。
このエピソードがコテコテの昭和の人情話なんですが、絵ととても良くマッチしていて魅力的に仕上がってます。
料理も食べてみたいと思わせるものばかりです。
ただ、この作品にも出演している3代目・茂出木浩司さんですが、テレビで見る雰囲気ではなく、とても色白で、マックスキャッホーとか決して言わなさそうなキャラクターにイメチェンなさっておられます。
茂出木浩司さんが白くなっても特に問題だとは思いませんが、少し違和感が残りました。
オムニバス方式で購入しやすく、オススメしやすい作品です。
配信中の12話までの感想です。
人間を養殖?している謎の施設に拉致された主人公、無事に脱出できるのか!?・・・といった内容です。
ありがちなパニックホラーかもしれませんが、施設の不気味さや謎の巨大生物、多胎を強要される女性など、先が読めず非常にスリリングかつショッキングな展開です。
12話までの段階では読者も主人公同様、まだ何もわからない状況なので、この先の展開やオチ次第で評価が大きく変わりそうだと感じました。
現段階では期待感込みで☆4にしたいと思います。
作品の紹介にSF特集編とありますが、SFだけで無く、ミステリーや哲学じみた話など様々なストーリーの短編集です。
中には「大いなる眠り子」などシリーズものもありますが、基本的にはオムニバス形式になっています。
絵やストーリーに派手さはありませんが、「そうきたか」と意表を突かれる内容が多く、気づけば作品に引き込まれ数話ほど読み進めてしまいました。
短編集という形式上、好みの話もイマイチ肌に合わない話もありましたが、
なにより様々なストーリーを生み出す作者の着想力に凄みを感じる作品たちです。
日本のコメ余りを解消するために農水省が経営する丼屋での物語です。
公務員が経営する丼屋という設定は変ですが、出てくる丼はなかなか美味しそうなものが多く楽しめます。
また「丼」がテーマなだけあって「ちょっと作ってみようかな?」と思えるような料理が多いのもポイント高いです。
オムニバス形式で購入しやすく、オススメしやすい作品です。
ラストもハッピーエンドで個人的には好みでした。
終末的なタイトルですが、内容は淡々とした日常のストーリーから始まります。
序盤は小学生のゆっくりとした成長の物語から始まります。
しかし、中盤から物語は加速し、小学3年生という「子供だけど、ぼんやり大人の事情も想像できる」という目線を通して「大人の愛憎劇」が描かれていきます。
人間が直視したくない、負の面をこれでもかと突きつけてくるスリリングな展開に引き込まれていき・・・
そして、衝撃のラスト。
鬱マンガではありますが、主人公の立場ではどうすることも出来なかったのも事実。
そういう意味では「ただ悲しい話」だと思います。
ラストの女の子も、ななこちゃんなのか、白田さんなのか、含みをもたせる内容になっており、
読んだ人なりの解釈が成り立つ内容が何とも言えない読後感を生んでいます。
決してハッピーエンドではありませんが、この凄まじくも悲しい印象的なラストは一読の価値ありだと思います。
オススメ。
親を亡くした金髪美少女(小5)を、ロリ●ン兄弟が引き取ることになった・・・ロ●コンに子育てができるのか!?
という、なかなかショッキングな設定のホームコメディです。エロはありません。
はじめはドタバタなギャグが目立ちますが、後半になりシャルロットの成長とともに「家族とは何か」と問うヒューマンドラマになっていきます。
主要人物がロリ●ンなので、取っつき辛い設定ですが、この作品のロ●コンたちは「NOタッチ」を貫くので、ある意味安心して読めたのが良かったと思います。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
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