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11 - 20件目/全22件

  1. 評価:1.000 1.0

    つまらないことこの上ない

    どこかで読んだことのあるような展開がぶちこまれただけの、とてもつまらない話としか言いようがない。
    ヒロインとヒーローの惹かれ合う様がアッサリし過ぎて感情移入できない上に読まされてる感が酷いです。
    読み手をハラハラさせるような展開はなく、頭の悪い側室たちのいじめもアッサリし過ぎて、ヒロインを可哀想だと思えないです。
    軟禁されてた為か世間知らずなヒロインがどうもあざとく感じてしまうのも×です。
    とにかく面白くも何ともない話をただ、長々読まされるのが嫌ならやめといた方がいいです。
    あと、イラストのヒロインが男に見えてしまって何だか嫌でした…色気ないなぁとガッカリ。まあ、作品自体も大したことないから別にいいですけどね。

    • 5
  2. 評価:4.000 4.0

    良かったけど…惜しい

    最初の始まりは神掛かっていたと言っても差し支えがない位に面白かった。前半の数ページでヒロインのフェリアが大好きになりました。純真無垢で穢れを知らないまさに妖精でした。
    対するヒーローには婚約者がいました。しかも熱烈に愛し合う恋人であったその二人をただ、見つめて未知の感覚を覚えたフェリア。人間の男に興味を持ったことで、身体を手に入れたいと願います。彼女は他の妖精たちが止めるのも聞かずに
    彼の窮地駆けつけ自分の命を削り助けることにーー。
    と言った話です。
    最初の方は出逢いからお互いが距離を縮めるくだりを描いてますが、この辺りは本当☆5あげたいと何度思ったか!
    しかし、中盤から終盤になるにつれ展開が早くなっていき、大事な心理描写が疎かになっていった様に感じました。ヒーローがヒロインに癒され惹かれる描写や、亡き恋人とヒロインの間で気持ち揺らぐ展開がもっとしっかりたっぷり書かれていればどんなに良かっただろうかと感じました。
    あとがき前のヒーロー視点の話が書かれていました。詰め込み切れなかった伏線回収を補完するかの如く後悔やらが書かれてましたが、上手い作家さんなら本編と並走しながら描けたと思います。長くいい作品を生み出している作家さんなだけに期待していたのですが、若干尻切れトンボな話になってしまったのが非常に残念です。
    エピローグ的なのもあとがきに妄想ぽく垂れ流されていたので、現実にして欲しかったと思いました。頁足りなかったんですかね…あと、ヒーローの部下とヒロインの先生の話云々はブッ混む必要ないかと思います。
    諸々不満もあったのですが個人的に序盤の掴みは最高だったので…☆4(3.5位ですが、おまけして)にしました。面白いし泣けるのは確かですからね。

    • 0
  3. 評価:1.000 1.0

    高レビューに水をさす様で悪いですが…

    文章がとっちらかり過ぎて読んでいて疲れました…。まず視点がくるくると変わり過ぎていて、誰に重きを置いているのかわからない為に感情移入がしにくいです。視点を分けるなら章を分けるとか、改行するとか読み手に優しい作りにしていただきたい。例えばイライジャの心理描写の所。アネモイと表現しつつ、ウィレミナと言っていたり…お粗末過ぎる文章力に辟易しました。
    そして台詞まわし。これも古くさいと言うか、回りくどいと言うか…まぁ、どっちもなんですが(笑)
    同じ事を三回位繰り返しておられます。分かったから!と突っ込みたくなることがしばしばありました。
    話としては掴みは良かったとは思いますがね…何と言うかエロしか残らないと言うか。そのエロすら男性翻意なシーンがあるのですが胸くそ悪いです。しかし、ヒロインもバカなのか異母兄のことを黙っていようと頑ななので同情はできないですが。
    イライジャにウィレミナを預ける時に明かしておけば良かったんじゃないですか?と言うか、信頼してるならサイラスがイライジャに明かすべきでした。
    そりゃ愛人差し出したと思うでしょうよ、イライジャじゃなくても。おまけに継母の件も淡々と解決しましたしね…
    ホントにつまらない。このポイント使う位なら他の作品に使えば良かったと後悔しました。他にもそう思うかたが出てきては可哀想なので敢えてレビューしときます。

    • 3
  4. 評価:4.000 4.0

    良くできている

    イラストも美しく、良くできている作品です。ヒロインはある事情から女であることを捨て、父と同じ騎士の道を選び、国に忠誠を誓う女性。ヒーローは王弟でありながらヒロインの幼なじみでもあります。彼には最近破談となった婚約者がおり、ヒロインそんな姿に心を痛めながらも幼なじみとして彼に接しています。
    惹かれているのにその想いは伝えられない。彼女は過去のある事件により女性としての人生を諦めていた。
    しかし、ヒーローも実は彼女を昔から想っており、両片思いな状態です。
    そこへヒロインの父の腹心だったジョットも絡んできて…。いよいよ余裕のなくなってきたヒーロー。頑なヒロインに勝負を仕掛けます。負けたらドレスを着て1日過ごすと言う賭けをーー。
    そこからの展開はホントに楽しくて久しぶりの面白い小説だとおもいました。ヒロインはとてもいい子です。彼女の過去を知るまでは「何で?」て思うかもですが、理由を知れば理解できるはずです。最後の方はちょっと急ぐような展開もあったので残念な所もありましたので☆4にしました。

    • 6
  5. 評価:4.000 4.0

    全体的に纏まってる。

    前半はとにかく二人が不器用過ぎて焦れったい場面もあるけど盛り上がりもあり、楽しめます。お互いの気持ちが通じ合った後の事件の犯人はまぁ、予測も出来たしそこまでの盛り上がりはないけど良かった。
    でもヒロインの後半の暴挙と言うか、アホさ加減には少しイライラしました。
    まぁ、自分でも認めていたし何かしないとと思う気持ちも分かるんですが…うーん。
    それらを差し引いて☆4にしました。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    執着と言う名の愛

    よくあるほんわか、ラブラブな話なのかと思って読み出したら、全然違った。勿論良い意味で。ヒロインは純粋培養、ヒロインは性格歪みまくりの執着系王子です。端から見ても両思いなのは明白だけど、なかなか友達と言うラインから抜け出せないヒロインと、舌なめずりをしながら手ぐすね引いてるヒーローの対照的な視点がちゃんと描かれておりワクワクしながら読み進めました。欲を言えばラストがサラサラーって感じで流されていたので、もっとしっかりどうなったのかと言う所を描いて欲しかったですね。まぁ、エピローグで最初の頃の伏線回収してくれていたので、この作者は好感が持てるなと思いました。最近の作品は伏線張るだけ張って回収していかないのが多いので(笑)

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    他の方のおっしゃる通り

    読んで損はない作品です。よく構成も練られており世界観は確立していて違和感はなかったです。
    ヒーローの脱童貞のために駆り出されたヒロインはとても美しく凛とした素晴らしい女性です。結婚歴ありますが前夫とは冷めきり離縁しています。そんな彼女が国から援助を受けられる条件に女嫌いの王様に閨の作法を教えに一ヶ月間王宮へと招かれる所から展開していきます。
    他の書籍で同じようなタイトルで世界観の似た物語はありますが、私はこちらの方が好きです。ファンタジー色濃いですが、龍族の話もしっかりした内容ですので苦にならなりませんでした。濡れ場シーンもこれくらいで丁度いいかなと思います。とても面白かったです。

    ヒーローの参謀の方のお話も少しだけありましたが良かったです。

    • 3
  8. 評価:1.000 1.0

    壮大過ぎる

    ファンタジーものなのは別に結構なんですけど、あまりにぶっ飛び展開が続くと正直萎えます。
    この作者は割と好きで本も沢山持ってますがコレは駄目。
    ご都合主義のヒーローは凄い人でしたみたいなのを後半ブッ込んで来てますが、
    このヒーローってサイコ野郎な気がします。全く魅力がなかった。
    高額ポイントが無駄になった…コレはないわ…

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    イラストで損している埋もれた作品

    タイトル通り挿し絵イラストがいまいち。しかし、作品自体は素晴らしい出来なので挿し絵で敬遠するのは勿体ないと思います。話としては町娘と貴族の男性との恋の話。しかし、よくある実は町娘が王女様だったとか…貴族でしたとかは一切なく、ホントに町娘の普通の女の子がヒロインです。相手の貴族の男性も生まれが少々複雑ですので、いい意味で貴族っぽくない人です。二人は出会いがアレだっただけにお互い意固地になって反発し合うのですが、割と早くにヒーローが降参しちゃうので(笑)見ていてとても楽しかったです。
    二人の応酬は見物ですよ。
    ヒーローの伯父さんが探す亡き奥さんの思いでの品を探す所から物語は始まるのですが、怒濤の展開にただただ感動するばかり。伏線回収も素晴らしい。
    途中出てくるヒーローの親戚の二人は小物感ありますけど…大きな胸くそ展開はないので安心できると思います。
    とにかく読んで損はないです。

    • 2
  10. 評価:4.000 4.0

    ナタリアはホントにいい子

    お互いの純粋な初恋を実らせると言う王道なお話です。このレーベルはエロは無しの様でそういう描写は一ミリもありません。しかし、それでも満足行く位ナタリアの恋を応援したくなった。美しい兄と妹を持った為に不遇な子供時代を送っていたヒロイン。そんな彼女をずっと見守り、愛し続けていたヒーロー。とても不器用で、純粋な想いが 交錯して
    歯痒くて切ない。
    そりゃ過小評価にもなるよね、ヒロインに
    納得行きました。
    兄妹は美しいがそれをひけらかす事なく、ヒロインをとても大事に思っているので確執とかは全くないです。むしろ愛が深すぎるかなと言うくらい溺愛してると言うか(笑)
    途中ヒロインを巡るヒーローと好敵手の掛け合いもあったりしますがそれはサラッとです。どろどろはありません。

    しかし、個人的にはヒロインとヒーローの恋のお話だけ読んでいたかったなと思わないでもない。
    ヒロイン付きになる侍女マアサとフィンの話がちょいちょい出て来てページ数食ってるのがいただけない。
    勿論この二人もいい人達なので好きなんですけど、視点がコロコロ変わるので感情移入しづらいなと感じてしまいました。
    また別のお話として書くとか、サラッと流すとか方法はいくらでもあったと思うんです。
    そこだけとても嫌だったので☆一つ落としました。
    話はとてもいいのでオススメできます。

    • 3
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