3.0
やっぱり…
かなたに対する違和感の正体がわかった。浮気されて、流産して…。可哀想だけど、いずれ時間が解決してくれたはず。
前回の「理由はひなた」のくだりで、なんとなくわかった。姉としての純粋な思いやりからではない。むしろひなたに依存していたからと。
ひなたを理由に自ら我慢を強いる。そうしなければ生きていけなかった。
すべてがぱあになって生じた負のエネルギを、自分で引き受けるのではなく回避するために、長年心の支えにしていた相手にぶつける。歪んだ愛情。依存の典型例。
ここからは想像。かなたはひなたから光汰を奪うことで、自分が優位に立とうとした。呪縛から解放されたかった。でも、光汰はひなたを選んだ。そしてかなたは絶望した。
かなたを追い込んだのが、亨でも美香でもなく、実は光汰だったとすれば…?
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50
RISKY~復讐は罪の味~