5.0
本当ならこういうきれいごとと言うかど正論が堂々と大手を振って通用する世の中だったらなぁ…と時折夢想する
- 3
レビュアーランキング 16654位 ?
5 | 124件 | |
---|---|---|
4 | 78件 | |
3 | 42件 | |
2 | 2件 | |
1 | 3件 |
71 - 80件目/全84件
本当ならこういうきれいごとと言うかど正論が堂々と大手を振って通用する世の中だったらなぁ…と時折夢想する
決して本来は許されない復讐だけど、やられた側からすれば、そんな復讐も甘過ぎるくらいの被害を受けている。こんな復讐が許されていい程の罪を犯した人間もいるだろう
トモヨ、源、君江、それ以外の人もそれぞれ少しずつ、あるいはたくさんのこころの傷を持っている。それらの描き方がとてもよい
なんべん読んでもあずみの無垢な感じと殺戮シーンのギャップがたまらない。小山ゆうの少し下手くそ的な笑顔またいい
ゲンさんとオンナ…本来ならストーリーがまた違ってはくるのだが、すごく興味があってしかたありませんね。
瞬もいいけど、やっぱり格好いいのは黒沢だな…同じ黒沢でも福本のに出てくる黒沢とは何から何まで大違い…
友人の女性警察官の話にしょっちゅう出てくるような生態や心境が、全部が全部ではないけれど真に迫ってて楽しい
準備や覚悟が不足している遭難者にも「また山においでよー」と優しく呼びかける。それは山に真剣な人にとっては不快かも知れないけど厳しい山に跳ね返されることも含めて山を越えて愛する三歩の言葉なんだな、とつくづく思う。
こち亀やはじめの一歩のように最後はダラダラがかなりのエンドレス攻撃を見せるかと思いきや、きちんと最後を作ったのでとても良かった。時々無性に読み返したくなります
ただひたすらに江田島平八。ひたすらにバカバカしく、頭を空っぽにして読むことのできる最高のエンターテイメント。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています