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トモヨ、源、君江、それ以外の人もそれぞれ少しずつ、あるいはたくさんのこころの傷を持っている。それらの描き方がとてもよい
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27978位 ?
トモヨ、源、君江、それ以外の人もそれぞれ少しずつ、あるいはたくさんのこころの傷を持っている。それらの描き方がとてもよい
なんべん読んでもあずみの無垢な感じと殺戮シーンのギャップがたまらない。小山ゆうの少し下手くそ的な笑顔またいい
ゲンさんとオンナ…本来ならストーリーがまた違ってはくるのだが、すごく興味があってしかたありませんね。
瞬もいいけど、やっぱり格好いいのは黒沢だな…同じ黒沢でも福本のに出てくる黒沢とは何から何まで大違い…
友人の女性警察官の話にしょっちゅう出てくるような生態や心境が、全部が全部ではないけれど真に迫ってて楽しい
準備や覚悟が不足している遭難者にも「また山においでよー」と優しく呼びかける。それは山に真剣な人にとっては不快かも知れないけど厳しい山に跳ね返されることも含めて山を越えて愛する三歩の言葉なんだな、とつくづく思う。
ただひたすらに江田島平八。ひたすらにバカバカしく、頭を空っぽにして読むことのできる最高のエンターテイメント。
土田さんの作品はどれも人間のキレイさみにくさ、みたいなことを書いてるのが多いけど、本作は何も考えずに楽しく読めて良い。
あり得ないストーリー、あり得ない才能と能力のオンパレードですが、何度見ても飛躍し過ぎたデューク東郷のパフォーマンスが最高ですね。
人のキレイさやきたなさ、優しさや醜さ、強さ弱さ、世の中のズルさや救い、どうしようもないことなど全てが書き込まれた作品で、読んでいていつも切なくなり苦しくてなるけど、読むのをやめられない。土田さんはやはり天才。早過ぎましたね…
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湯けむりスナイパーPART3