3.0
前編、中編は最高。後編は少し残念。
とても楽しく読みました。
主人公が本当に良い子で、特に義母との関わり合いには心が洗われる?痛む?とにかく、凄いなぁと感心しました。私には無理だったけど、今でも無理だろうけど、先にこの物語を知っていたら少しは違うかな、とか考えました。
最後の更新で、それまで住んでいたお屋敷を出て以降は、少し話がもたつき、残念な感じ。
最後の最後で、実家に帰ってきた話は良かったけど、できれば、以下のどちらかの展開の方が良かったな。
●お父さんが主人公に帰ってきて良いんだよ、お金は溜まったと男を見せる。
●義母が主人公を凄い可愛がっていて手放したくないとお父さんに言う。でもお金は大事…と、旦那様に振る。
●旦那様が主人公を気遣って何も言えない。
●主人公は、もう自分の家は旦那様と義母様と鷹と犬と住むあの家だ。すごく幸せなんだ。お父さん、今度はそのお金で私たちを訪ねてきて、と返す。
●それを聞いた義母と父はジーン。旦那様は主人公を抱きしめて熱いキス。食堂友達からヒューヒューの嵐。
●お父さんと笑顔で別れ出航のシーン。
●最後、旦那様と主人公の元に赤ちゃん登場で完。
もしくは、
●旦那様は皇帝からの名を受け、貴族の位を取り戻し、主人公の実家のある国へ大使として派遣される事に。
●主人公はお父さんや食堂友達と中華文化の食堂や雑貨店を成功させ、義母さんは社交界でモテモテになるも主人公父にときめき中。父も頑張ってお金ためてるぞーな様子。
●旦那様と主人公、どこにいてもあなたがいるところが私の帰る家。絶対に離さない、大好き、愛してますの誓いをし合う。からの、熱い抱擁と口づけ、幸せ涙。
●最後、赤ちゃんできたというシーンで完。
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没落令嬢の異国結婚録