2.0
確かにそうなんだけど
「憎んでる相手に対して最大の抵抗(もしくは復讐)は、幸せになること」というのは確かにそう。深い言葉なのに説得されなかった。
終わりがあっさりとし過ぎてる、ジャックのリリーに対する気持ちの傾きの描写が少ない、ことで説得力がないんだと思う。
残念。甘いトキメキや幸せ感を期待して読むと裏切られ続けて、突然結婚することになって終わるそんな感じ。
起承転結のバランスが悪いんじゃないかなぁ。
以下あらすじみたいなもの
10年前、リリーはジャックと駆け落ちする約束をしていたが、「ジャックは金でお前を裏切った」と父に騙されジャックと別れることになる。彼女は妊娠していたが死産。重なる失意で海外に逃げ、父に復讐する様に金をせびりながらモデルをするが体を壊して、帰郷。父親は変わらずジャックと会う事も許さないが、リリーはジャックに惹かれ、関係を深めていく。ジャックは10年前の復讐のためにリリーに近づいていた。駆け落ちしようとしてた日、ジャックの父は雇主のリリーに父から解雇を言い渡され、事故死。自殺をリリーの父から仄めかされ、、自殺とされ保険金が下りない。ジャックは家族のために様々な事を諦め働く。復讐を秘め計画しながら、実業家として成功。復讐は、リリーの父から会社とリリーを奪う事。首尾よくやりのけ、リリーの父は体を動かすこともできない重体。会社は倒産寸前。そのことはリリーの知ることになり、「あなたのしたことは父と何が違ってるの」と詰られ、お腹の子の父親でありながら拒絶される。ジャックは、リリーに和解(更生案により負債の利子延期に応じる?)を提案する。リリーは死産した2人の子の前で、幸せになることが一番の抵抗よと結婚を提案。ジャックがプロポーズしハッピーエンド。
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裏切りのベッドルーム