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在原業平と菅原道真、学生時代に日本史や古文で勉強した以来で懐かしい。
平安時代の文化は特に印象に残っているので、面白く読めました。
道真が知恵を使って問題を解決していく様はもちろんですが、道真が色々な体験を通して本当の大人になっていく成長物語としても、とても楽しみだと思います。
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在原業平と菅原道真、学生時代に日本史や古文で勉強した以来で懐かしい。
平安時代の文化は特に印象に残っているので、面白く読めました。
道真が知恵を使って問題を解決していく様はもちろんですが、道真が色々な体験を通して本当の大人になっていく成長物語としても、とても楽しみだと思います。
最終的に青遼が人間になって人間界で暮らすことになる展開は、ディズニー映画のヘラクレスを思い出しました。
殺生を嫌うが故に好きでもない女と結婚しようと思うなんて、どれだけ青遼様優しいの?と思わなくもないですが、ピンチの時には必ず助けに現れて、自分の危険はいとわないし、それでいて杏麗を過度に責め立てることもなく、青遼様とんでもなくイイオトコです。
後半部で杏麗の母親の命と引き換えに、青遼が命を失うという悲恋フラグが立ちますが、神・青遼が死んだだけで、人間としての青遼は生きているということで、杏麗と再会し無事にハッピーエンドを迎えます。
番外編まで読むと、青遼と杏麗が結ばれた後の結婚生活、子供が生まれた後のイチャイチャ幸せ生活が垣間見れるので、番外編まで見た方が満足度が高いと思います。
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応天の門