5.0
面白い!
日本国の角秘レベルの重要国家機密を暗号によって守る一家の末裔のヒロインは、その大役を終え、近くころされる運命にある。それまでは国によって護られ、いざとなれば始末される。
主人公は自衛隊の暗号を取り扱う部署からヒロインの護衛隊に異動になり、その立場から孤独であったヒロインとモール信号によって会話を交わし、ヒロインは徐々に心を開いていく。
そりゃイケメンで優しい男性がピンチも助けてくれたなら、王子様に見えるよね。
が、主人公には彼女が……。二人にしか通じない暗号で書いた手紙を渡せずにいたヒロインを想うと、とても切ない。
丁寧に描かれて内容が濃く、引き込まれます。
ヒロインはその運命を受け入れているのだけど、本当に始末されてしまうのでしょうか?
それにしても、ヒロインが握っている日本国を揺るがしかねない機密とは?
気になります。
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機密少女と暗号戦争