4.0
女版ゴンさんが知人に居るけれど
凪ちゃんは応援せずには居られない女性で、一気に配信分を読みました。
ゴンさんは登場した瞬間から、喉が渇ききった迷い人の癒し、オアシス的水源だと思っていたので、ダークサイドが明らかになった時にゾワっと背筋が凍りました。
天使が微笑みながら包丁をブン回している感じで、一番タチが悪いです。
ノーマークでしたからね、凪ちゃんの毒になるなんて思ってもみなかった。
ゆるっと本能的にヒトに取り込んで、誰からも愛されるヒトって居るなあ…と現実を思わずに居られなかった。
知人に居ます、女版ゴンさん。
慕われる、愛される、誠実に見える、優しく感じる、天然記念物のような純朴さがある女性。
正に目の前のヒトには誠実だが、目の前に居ないヒトには不誠実、という台詞がピッタリの人間。
決定的に不誠実で不当に他人を傷付けていながら、天性のヒトたらし。味方しか居ない。
傷付けられても責めることが出来ない。
自分が負った傷ですら、信じられない。
憎むことが出来ない、そんな不思議な人間て実際に居るんです。
信者もファンも居る、私より年上で今年40歳の童顔女性。
傷付くと解っていて、吸い寄せられ、飲み込まれてしまう食虫植物みたいなヒト。
どんな悪党よりも恐ろしい。
きっちり真っ黒く、刺々しい部分を持ちながら、他人にそれを感じさせない。
取り巻きの人間が彼女の気持ちを先読みして、悪事や憎まれ役を代行するほど。
会ったが最後で、逃げ切りたいなら、多少後味が悪くても縁をブッタ切るのが懸命です。
それだけの傷は十分負っている。
こういうタイプは幾ら依存されても、決して他人に依存しない。
ウエットに見せ掛けて、カラッカラのドライ。
…私情が入り過ぎて、脱線・飛躍しまくりですが、知人が重なってゴンさんにものすっごくモヤモヤします。
凪ちゃん、逃げてー!!
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凪のお暇