ぽめこっくすさんの投稿一覧

消えた母は見知らぬ遺体になってここにいる

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すごく面白いです！
母1人、子1人で大切に育てられてきた主人公ナオ。彼女が結婚式を終えて家を出た途端、連絡がつかなくなった母。ナオの心配は的中し、ある日、警察から母が不審死したことを告げられる。しかし、恐る恐る遺体安置所で対面した母は、ナオが愛する"母"とは別人だった。

可愛いらしい絵柄や、女性コミックというジャンルとは裏腹に、戸籍の売買とか裏社会の暴力を描いたミステリー作品です。優しかった育ての母は何者なのか？なぜ産みの母ではなく彼女に引き取られたのか？母に愛はあったのか？を探すストーリーです。

私は物語の中に矛盾点は見当たりませんでした。大家さんについて疑問を呈されてるレビューがありましたが、契約していた人と同姓同名の人間が、別の場所で亡くなりニュースになっていたとしても、その被害者は借主ではない見ず知らずの他人ですので、その後借主が解除に来たとしても普通に対応すると思います。（契約を突然解除されることは困るでしょうが）

サバサバ嫁とモテ系姑～お義母様ったら老眼でしたか～

とてもいい話

ここに嫌味な姑に泣かされる嫁はいません笑。気持ちがいいくらいスコーンと言い返し、言い負かしてくれます、この嫁！
自分だったらびっくりして固まったりモジモジして後で落ち込んだり腹立てたりして後の祭りになってしまうので、こういう即座に切り替えせる人に憧れます。旦那さんはどうにも頼りない坊っちゃんタイプですが、彼なりに妻を守ろうとするところもあって憎めません。最後まで楽しめました！

アジール Asyl ～復讐の裏社会半グレ狩り～

なるほど

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主人公はバイトに精をだす勤労少年。
ある日、バイト先の店長が半グレ集団に襲撃されるところを目撃してしまい、それがバレて一緒に拉致される。目を覚ますと人里離れた山奥にいて、目の前には凄惨なリンチを受ける店長。半グレ集団の襲撃理由は理不尽そのもので……。
という場面からスタートするのですが、今度はその半グレ集団が、謎の村民になぶられる側にまわり、最後は半グレ集団と村民同士の全面戦争に展開します。
襲撃理由や襲撃者の正体がわからないまま、突然起きる暴力行為という展開が続き、読者の興味を惹く構成になっています。オチもよく、最後まで楽しめました。

妻のはらわた～復讐が二人を別つまで～

予想できない方向に

最初は、腹のたつパパ活女子とパパたる旦那に復讐する妻の話だったんだけど、どんどん復讐が連鎖して気づけば妻だけの話ではなくなってた
パパ活女子もそのパパ役の男も色んな人の恨みをかっており、伏線がそこかしこに散らばってます
次の展開が読めないので楽しく追いかけることができました。

みんなは贅沢というけれど

無料分ではわからない面白さ

ヒロインが絶妙にイラっとするところで無料分が終わるので、この漫画の魅力が伝わりづらいと思う。でも話が進むと、他の人の目線で捉えられるよりもずっとちゃんとした人だということが徐々に明らかになっていきます。
ストーリーの大枠としては、まずはだんなさんの問題にスポットライトがあたる感じです。でも、そのうち彼女の心の闇にも照準があたるんだろうなと。生い立ちに問題を抱えた男女が、夫婦として支え合い傷ついた心を再生していく話（になっていくのではないかと予想）。

サイソウフレンズ

文句なく面白い作品です！ストーリー展開のテンポ感がよく、一見性格があれなキャラクターにも魅力を持たせるのがうまい作者さんです！
ミステリー要素があるので、誰が黒幕なのか楽しく予想しながら読みすすめられました。オススメです。

偽装結婚のススメ ～溺愛彼氏とすれちがい～【電子単行本】

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途中から偽装じゃなくなるし、彼氏でもなくなるので、結婚のススメ～溺愛夫との甘々生活～になります笑。旦那さんの実家がいい人ばっかりなのも必要以上に暗くならない要因ですね。最初は確かにすれ違っていますけど、よくある旦那さんの誤解系ではないので、勘違いから起きる辛い仕打ちみたいなのはありません。そういうのが好きな方には物足りないかもしれませんが、ほのぼのしてて私は好きです。

天使だったらよかった

昔この作品に似た、粘着質な女友達に振り回される系のお話読んだことがありますが、幾分爽やかというか、先輩の攻撃力が強いのであんまり迷惑女の思い通りにならないので、フラストレーションはたまりません。ドン引きするようなことがあっても割りとすぐに解決します。
絵はとてもきれいで、最初は不穏てますが、最後は甘々になるので安心して読んでください。

orange

腹立たしい

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この物語は大体の登場人物が物わかりがよい、優しい人たちですが、翔の母親。この人だけはいただけません。もちろん心が弱りきっていた状況には同情できるところもあります。しかし最愛の子供にこんな当てつけがましい手紙を遺して自死するなんて。こんなひどい仕打ちはないです。色々な考えがあって離婚、引っ越し、部活の制限をするのだとしたらそのことはちゃんと伝えなきゃ。相手はもう16才なんだから。種明かしのように「実はあなたのためだったの」といわれましても。
なにより最悪なのは「ジャマしてごめんね」という最後の一文。今日はジャマすんなよ、と軽い気持ちで送った言葉に、もう一生ジャマはしませんから、って拗ねた小学生じゃないのだから。
ひどい病気で余命幾ばくもなく、看病で息子の青春をつぶすのが申し訳なかったなどの事情があったのかと思ったけど…違った。とりあえず物語の最後では皆に救ってもらえたけど、そのあともずっと心の傷と戦い続けないといけないという未来が忍びないですね。
と、思わず熱くなってしまいましたが、実在しないキャラクターにこんなにも感情移入できる、ということは作者さんの描写がうまいのだろうなと思います。完結を楽しみにしています。

泡恋

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さすがベテラン作家さんだけあって絵がきれいです。すぐ記憶が抜けちゃうってありそうでなかった設定で、何度も忘れられちゃうキスが切ないですね。主人公には結構試練が何個もあって特に最初は可哀想なんですが、生徒会に入り彼氏ができて友達ともちゃんと信頼関係が築けるようになってよかったなぁと。みんなの成長物語ですね。