5.0
本物
島全体どこにでも精霊がいた頃のバリ島をまるで実際に見ているかのようです。ウォルターシュピースがいた頃、様々な偉大な芸術家達と触れ合い過ごした日々。作者は常にインスピレーションが湧き出てきて筆が止まらなかったのでは。
伝記ものは難しくなりがちですがゆっくりと流れる日常がじっくりと繊細に描かれ全く退屈しません。登場人物もとてもバリ人らしく今でも田舎の方にはこのような純粋で刹那的な人がいるのだろうな。オランダ人が恐れおののいた と言われるププタンの行進までこののんびりした日常がどのように変わっていくのか楽しみにしています。
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バリ島物語~神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死~