1.0
登場人物全員にクセがあります。美人女優な母親と主人公の確執、特殊な生い立ち、主人公と上司の恋、もちろん食についても。それらの要素がバランスよく絡み合って読み応えのあるストーリーなんでしょうが、登場人物誰一人として共感できませんでした。誰しも自分勝手で、自分の都合を押し付けるために衝突している様にしか思えません。特に上司がダメです。憧れの人(女優)に近づくために主人公を利用しているようにしか感じられません。のくせに、母親と分かり合えなんて偉そうに説教して(笑)こんな上司に心開いていく主人公にも嫌悪感しか感じず、読むのを止めちゃいました。合う人には合うと思います。私のような、作品に入り込む人は合わないかもしれません。
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日日(にちにち)べんとう