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凄まじいノンフィクション
娘がのちに自分と父親の異常性に気づいたのは、成長したからなのか?15歳のころは恋愛に夢中だったくせに、と怒りを覚える。母親はそんな娘を許し、助けていきます。人としての器が大きすぎる。もし自分だったら正直無理。突き放す。娘、ただ単に父が老いたから恋愛感情が醒めたんでしょう。あのとき自分は子供だった、被害者だったと言いますが、それはきれいごと。出産後の苦悩は、自分が母親に負わせた苦しみの追体験。辛酸をなめつくしたあとにしか、許しは来ない。
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娘の妊娠は、夫のせい