5.0
胸がギュッと切なくなりました
久々にどハマりする作品に会いました!
気づいたら一気読みしてました。
作品全体に夏の香りが漂い、暑さ、波の音、風などが伝わってくるようでした。
そして、ストーリーが本当に良い!!
こちらも島の復興に携わっているかのごとく、島民の皆さんとの問題など、事あるごとに一緒にハラハラドキドキ。
そして、主人公の寛也自身の体の悩み、根深い父子問題、狭い島の中で同性愛者であることを隠さなければいけない問題も絡み、物語は複雑になるかと思いつつ、拓斗の強い思いに引かれ寛也がどんどん成長していきます。
そして、島民、寛也の父親にも変化が。
寛也が島から撤退を余儀なくされ、東京で島のイベント中継をTVで見ていたとき、反対派だった父親がはっぴを来て活躍する姿が写った時は、こちらも思わず胸が熱くなりました。
そして、最後に拓斗が寛也の父親に、自分が漁師を継ぐ宣言をしたシーン。泣けます。
リアルな問題の中で、主人公2人のエッチシーンはどれもとても官能的でした。
細かい描写もあり、かなりドキドキでBL的にも大満足です!
もう、絶対にオススメの作品です!!
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日の当たらない場所