3.0
よくあるといえばそうだけど
絵が安定しているし、テンポよく進むので、世界としての時間経過は遅いながらも
わりと読み進める気になります。
ただ、例えば反乱分子をあぶりだすためとか、なにか最近ありふれた意図があったにしても、
皇太子殿下は近頃多い序盤クズ男にしか見えないヒーローですね。
あとからやっと問題解決して、皇太子が素直に悪女を演じるヒロインへ思いを寄せるようになっても、
「もう遅いしお呼びじゃないの」
って感じで弟殿下と幸せになってくれる方が、読者としてはすっきりします。
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2
悪女の定義