5.0
自分だっていつか病むことがあるかも…
職場に休職明けや精神障害者枠で入社した人たちがいて、時々接し方が分からずにこちらが疲れてしまうことがあって、この作品を読みました。
精神的な病気の人たちを、自分とは違う、別の世界の人だと思っていたところがあったのですが。
この作品の登場人物たちをみていると、(あたりまえなのですが)みんな同じ人間なんだなと思わされました。
日常的に鬱の人と接していると、自分だって、いつか小さな歪みで心が疲れてしまうこともあるかもしれない…と不安になることもあります。
そんなとき、この作品の主人公のような看護師さんがいたら病気にも向き合っていけるように思います。
描かれているのはショッキングな内容ですが、絵柄がかわいらしく淡々としていて、なぜか読むと癒されます。
強くオススメします!
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精神科ナースになったわけ